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先輩コーチの指導テク

今年度から、ラグビースクールの小2チームのサブヘッドコーチをさせてもらうことになり、ちょこちょこと練習の進行を任されることが増えました。

練習メニューをあれこれ考えることは、好きな作業ながら、そのメニューを実際の練習で楽しく、集中した状態で、実行することの難しさを感じています。

あらかじめ決めたメニューをやりきろうと、時間に追われたり、意図がうまく伝わらなくて片手落ちな練習になったり、楽しんでもらえると思ったメニューが子供にまったく刺さらなかったり、理論と実践は別物だなぁと思う日々です。

そんな中、いつも私が作ったメニューをおおらかに受け止めてくれて、いい感じに練習に落としこんでくれる現ヘッドコーチの凄さを最近はよく感じます。

子供たちのモチベーションをあげる言葉がけが上手だし、練習メニューに慣れてきた頃合いでよりエキサイティングになるアレンジを必ずいれてくるし、見学しているお父さんに「ちょっと手伝ってください」とグランドに引き入れて、いつしかコーチにさせたりと、私からすると学ぶことだらけ。

今年度のはじめに、そろそろ若い世代(それでも40代)に引き継ぎしていかないといけないと言っていたので、きっと意識的に例年以上に背中を見せてくれているんだと思います。

ちなみに現ヘッドコーチは、ラグビーのプレイヤーとしての経験はないものの、息子さんがラグビースクールに入ったことをきっかけにパパコーチとなり、気が付けばラグビーに関わり約25年。ちょっとした経験者以上にラグビー歴があり、さらに25年途絶えることなく続いている訳ですから、もはやプレイヤーとしての経験の有無なんて大した問題ではないですね(笑)。

ラグビースクールは、こういう人たちにささえられて、ここまで続いていると思うと、ラグビースクールOBであり、現在、自分の子供がラグビースクールにお世話になっている身としては、しっかり現ヘッドコーチの背中から学んで、次世代として、ラグビースクールのカルチャーを受け継いでいかないといけないなぁと思ってます。


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