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試合は、本来楽しいもの。テストじゃない。

小3の息子にラグビースクールの秋の県大会の日程が分かったことを伝えたら、最近は「めんどい」が口ぐせの息子は、期待を裏切らず「めんどい」と言っていた(苦笑)

なので、「ラグビーで一番楽しいのは試合だぜ」と言うと、こっちの言いたいことが伝わったようで、俄然わくわくしてきた模様。

息子に分かったような講釈を垂れたものの、自分自身を振り返ると、試合を楽しめていたかというと、実は違った。

スポーツが遊びから習い事、部活に変わっていくと、どうしても試合をテスト的にとらえるようになってくる(自分の場合はそうだった)。  

ミスできない、緊張する、相手のガチな感じが怖い、結果を出さなきゃいけない、そんなことを考えていたなぁ。

でも、子供の頃に友達と放課後に遊びとしてしていたサッカーとか、野球は、そんなことはなかった。めちゃくちゃ楽しかったし、飽きずに毎日何時間でもできた。意外と試合の本質はそこにある気がする。

試合をすることで分かる自分の長所や短所。そこに気付き練習することで上達することで得られる満足感。何より、スポーツの持つ、ゲームとしての楽しさに魅了されて、いくらでも遊べた。

試合は、本来楽しいもの。
テストじゃない。

もちろんテスト的な意味合いは少なからず含まれるけど、試合=テストというよりは、試合=楽しいの中に含まれる一段下の要素としてのテスト(自分の現在地を知れる、成長を実感できる)なのかもしれない。

実は放課後の遊び的な感覚を持っていた方が、「楽しい」のゾーンには入りやすそうだ。そして「楽しい」のゾーンに入れば、上達のスピードは格段にアップする。

息子との何気ない会話で、自分自身のスポーツにおける試合の定義を確認できた。

テスト的な空気感を出さないのも、子供にスポーツを伝えていく上では、ありなアプローチかもしれない。

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