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43歳妻子持ちの無所属な日々~面接官の物言わぬメッセージ

先日、某企業の転職面接を受けたら、担当してくれた面接官が、疲れ果て、心底仕事にうんざりしているような表情をしていました。

しかも、説明された業務内容や会社の評価方針が、「売上&会社の成長第一主義」(顧客と従業員の満足は売上を確保したあと)に聞こえる内容で、今の自分が目指す方向性の仕事じゃないなぁと、途中から時間を割いてもらっているのが申し訳なくなるレベルでした。

あまりに表情が死んでいるので、こっちの軽い冗談に笑ってくれると、妙な安堵感さえありました。こっちの緊張がやわらいだ的な意味でなく、「まだ笑う気力は残っていたんだ」という意味で。

もしかしたら、面接官からの「ここはやめとけ」という、無言のメッセージだったのかもしれません。

そう解釈すると、無愛想で事務的な対応に感じた面接官は、正直で、真面目で、方便が苦手な好人物なんじゃないかと思えてきます。

「元気とユーモアのない社会に 明るい未来さやってこない」

という、『僕のヒーローアカデミア』のサー・ナイトアイの名言がふと頭によぎりました。

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