叱咤激励は難しい
今日は、新年初のラグビースクールの活動日。
2週間振りに会った小2チームの面々は、変わらずに元気いっぱいでした。
自分の出身ラグビースクールで、小学校低学年のコーチをはじめて早3シーズン目。今シーズンは、息子がいる学年から離れて、コーチとして一段階前に進んだはじめてのシーズンになりましたが、気が付けば、子供たちとも打ち解けて、練習前には子供たちから休み中の近況を話しかけられるようになりました(威厳はないけど親近感は持たれてる!?)。
おもしろいのは、これくらいの年代の子たちは、ある日突然、目覚ましく上達する子が必ずいること。今日も、これまでゲーム形式で目立ってなかった子たちが、覚醒したかのように活躍する場面が随所にあり、子供の可能性って本当奥深いなぁと思いました。
同時にそんな瞬間にしっかり気づいて、褒めて、自信を持たせてあげるのが、コーチの大事な役割の1つだと再認識しました。その積み重ねが、子供たちに自信を与えて、上達への推進力になるのかもしれません。
そんな中、2年生にあがった頃は、意欲もプレイ面でも光っていたものの、最近、プレイに元気がない子がいて、ここ数ヶ月ずっと気になっていました。
私の目から見ると、どこか自信なさげなプレイに感じて、励まそうと思って練習後に「もっと自信を持ってプレイすれば、元々うまいんだから大丈夫だよ!」と伝えると、「そういう言われ方は好きじゃありません」ときっぱりと言われてしまいました。
やっちまった〜。
自分がすべきことは、薄っぺらい励ましの言葉を言うことではなく、元気がない理由をたずねて、まずその子の考えてていることをこちらが聞く意志があることを伝えることだったのかもしれません。子供たちと距離感が近いと思っていた自分のおごりでした。
言葉がけだけで一気に解決しようなんて思っちゃダメですね。
猛省した新年初練習でした。