「習う」より「楽しむ」の可能性
先日、我が家の娘(小1、年少)と、友人の娘ちゃんたち(小2、小1)と近所の公園で氷鬼(コオリオニ)という遊びをやりました。
鬼にタッチされたらその場で固まってしまい(動いちゃいけない)、固まった人は、味方にタッチされないと再び動けないというルールで、全員、鬼に凍らされたら鬼交代という遊びです。
子供の遊びなんて、30年以上やってなかったので、最初は億劫でしたが、実際にやってみたらこれが実に面白い。
変則ルールで、大人チーム(2人)対子供チーム(4人)というチーム戦でしたが、なかなかスポーツ的な要素が多く、燃えました。
固まった仲間を解放するために鬼の裏をかいたり、おとりを使ったり、鬼と1対1の局面でフェイントやスピードの緩急を使ったり、ラグビーやサッカー、バスケにも通じる動きが多いことに気づきました。
しかも熱中するから、自然とそうした工夫を試みるのです。
普段、ラグビーを子供たちに教えている時は、ついつい「教える」を意識しちゃいますが、こうした「遊び」をしていると、子供たちは自然と学び、スポーツにも活きてくる動きを習得していくのかもしれません。
教える側って、「してあげたい」気持ちが強くなりすぎて、口うるさくなりがちですが、子供とガチで遊んでみるのも、実はアリだし、効果的かもと思いました。
とりわけ、凍鬼は、相手を捕まえる、かわすなど、ラグビーにも通じる動きだったり、仲間を助けるために走るといったマインドも磨かれるので、来年度、チャンスがあったらラグビースクールの練習で取り入れたいなと思いました。