
転職で後悔しないために考慮すべきポイント4つ【必ず最初に読もう】
このページを見ている方は恐らく、転職で後悔したくない、確実に満足する転職をしたいという方かと思います。
ここでは、後悔しない転職をするのに考えなければいけないことを説明します。
どの転職でも成功するわけではない

前述の記事「仕事が不満なときにあなたが取るべきアクション」では、最後に現在までに得た知識やスキル、経験が、応募する求人の職種で活かせるかどうかが重要なポイントだと説明しました。
では、どのような会社、どのような職種であれば、転職に成功するのでしょうか?
あなたが求めるものは…

そのためには、あなたが何を重視して転職したいのかに多く依存するかと思います。
一般的には、このようなポイントが候補にあがると思います。
給与・待遇(固定給、賞与、手当など)
やりがい(仕事内容、キャリア形成など)
勤務時間(長すぎないか、ワークライフバランスが保てるか)
人間関係(顧客、上司、同僚など)
この中で、あなたがそれらをどれくらい重視するか考えましょう。
おススメするのは、優先順位の比重を%で設定することです。
胡散臭いこと言って、すみません💦
例として、私の場合を説明させていただきます。
【私の経験談】
私は1社目から外資系ITコンサルティング会社ということもあり、給与、待遇に大きな不満はありませんでした。
「働き方改革」が浸透する今では全く考えられなかったですが、当時のITプロジェクトは勤務時間が長い激務でした。平日は終電、もしくは終電に近い時間まで働き、週末もよく働いていました。
多くの先輩社員は、長時間労働による疲労と、ワークライフバランスの悪さから、勤務時間の改善を求めて転職していきましたが、当時私は若く物理的にも精神的にも苦にならなかったため、この観点でも大きな不満はありませんでした。
一方、やりがいには不満がありました。前の記事でも触れたとおり、希望する仕事内容やプロジェクトにアサインされないこともあり、またアサインのプロセスが不透明なこともあり、この点を改善したいと思っていました。
人間関係も多少改善したいと思ってはいましたが、やりがいほどではありませんでした。
ということで、私の優先順位の割合はこんな感じでした。
給与・待遇(固定給、賞与、手当など) ☛ 15%
やりがい(仕事内容、キャリア形成など) ☛ 50%
勤務時間(長すぎないか、ワークライフバランスが保てるか) ☛ 15%
人間関係(顧客、上司、同僚など) ☛ 20%
この点を意識して、会社選びや職種選びに臨みました。
時代の流れ

今、転職しようとすると、下記のような変化があったかと思います。
「働き方改革」の推進により、勤務時間が以前より減少した。
日本の給与・賞与の水準が余り上がっていない、むしろ下がっているケースもある。
以前よりもITの職種に対する理解が進み、やりがいを感じる仕事が増えた。
ですので、2.よりも1.のほうに重きが置かれ、3.や4.は相対的に比重が軽くなっているのではないかと感じています。
少なくとも私が相談を受ける限りは、そのように感じます。
ですので、あくまで例ですが、こんな感じになるのではないでしょうか?
給与・待遇(固定給、賞与、手当など) ☛ 50%
やりがい(仕事内容、キャリア形成など) ☛ 20%
勤務時間(長すぎないか、ワークライフバランスが保てるか) ☛ 10%
人間関係(顧客、上司、同僚など) ☛ 20%
何度も言いますが、あくまで例です!
是非、自己分析して自分が何に不満で、何を改善したいのかについてよく考え、まとめてみてください。
令和の転職はミスマッチが少ない

平成、特に2000年代前半のIT転職はミスマッチ、つまり転職前の希望や期待どおりにならなかったことも幾らかありました。
その理由として、私は3つあったかと思います。
上記の1.に加えて2.~4.も相応の重きが置かれたものの、転職後、会社の戦略や方針の変更、不十分なマネジメントなどにより、簡単には実現できなかった。
IT転職のビジネスが十分に成熟しておらず、また今のようにモバイルやSNSなどが十分に普及していなかったため、情報が十分に求職者に伝わっていなかった。
テクノロジーの進展が激しく、転職後に会社を取り巻く事業環境が変わってしまった。
この点、令和の転職はこれらのミスマッチもかなり減ってきていると感じています。
理由としては、まず最初に1.に重きが置かれるようになり、これらは特に固定で設定されている給与については、転職後に上がることがあっても、減ることは一般的に難しく、転職前の期待が裏切られることが少ないからです。
また、上記の2.で情報の疎通について触れましたが、今はSNSなど多くの媒体を通して、かつモバイルなど場所を選ばない手段で情報を伝達することができるので、この観点でもミスマッチは少なくなっているようです。
どうでしょう?転職で後悔しないために考えることも色々とあると分かったのではないでしょうか?
自分が重視するポイントが分かったところで、次にそれらに合った会社を見つけたいと思います。
次の記事をご覧ください☟
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