現在のスキル・経験の棚卸【転職の成功確率を高めよう】
いい会社、いい職種を見つけたからといって、採用企業はあなたを採用してくれるとは限りません。
採用企業もその役割を果たせる人材、会社に貢献してくれる人材のみを採用します。
では、あなたが応募して採用されやすい会社、職種はどのように見つけられるでのしょうか?ここでは、背伸びしすぎない、自分のスキルや経験に見合った職種のターゲティングの仕方を説明します。
スキルと経験の因数分解
まずは、当たり前のことですが、あなたのスキルや経験を紐解いて棚卸ししてみましょう。
ここでは、この作業を「スキル・経験の因数分解」と呼んでみましょう。
とりあえず、下記の要領で各スキル・知識を把握してみましょう。
テクノロジースキル
パッケージソフト
プログラミング言語
開発ツールなど
ビジネス知識
業務知識
業界知識
方法論
要件定義
設計
開発
テスト
保守など
マネジメントスキル
プロジェクト管理
予算管理
課題管理など
パーソナルスキル
コミュニケーション
時間管理
タスク管理
スケジュール管理など
各スキルについて、自分がどれくらいの知識、経験があるのか、確認してみましょう。
ギャップの特定
次に、あなたが希望している会社、職種について確認してみましょう。
募集要項(外資系ではJob Description、略してJD)を見れば、たいがいどんなスキル、経験が必要なのかが記載されています。
そうすると、あなたの
希望(= To Be)
と
今の姿(= As Is)
にギャップがあるのが分かるかと思います。
このギャップが小さければ小さいほど、採用される確率は高いです。
ある程度のギャップがあると、採用企業はあなたの採用を見送らざるを得ません。
余りにもギャップがあるようでしたら、他の求人を探してみましょう。
若干のギャップが許される令和のIT転職
平成のIT転職では、採用企業も慎重に人を選んでいたため、この部分のギャップは許されず、多くの企業では採用を見送ってしました。
しかし、労働人口の減少もあり日本も人財不足が深刻となり、採用企業も従来の形ではいつまで経っても採用できないことに気づきつつあります。
令和のIT転職では、入社後の研修やトレーニングを通してある程度キャッチアップできるレベルと判断すれば、企業が採用に踏み切っているようです。
採用企業も募集要項を作成するときは、「こんなパーフェクトな人はいないかな」とうっすらとしたあきらめの気持ちがあることも多いようです。
あなたが現在のスキル・経験を誇張して背伸びしたり、ギャップが大きいのは問題ですが、多少のギャップはいったん気にせずチャレンジするようにしましょう。
では、次に「今」ではなく、「将来」に目を向けてみましょう。
これを意識せずに転職活動するのはもったいないです。是非、読んでいただきたい内容です。
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