
【OK!学習法/実践のヒント】☝️ハンコの数とペケが合わないとき、どうする?

【中学生コースの指導法】
☝️ハンコの数とペケが合わないとき
今宵は、志学塾階上教室で数学の授業を担当した。
中3女子が未習範囲を解き進んでいた。
私は「今、学校はどの辺りをやってる?」と授業の進度を聞いてみた。
その子は、「次、二次方程式の利用に入ります」と答えた。
私は、9月末の三次考査までの日数から逆算して、「うん、大分予習の貯金があるね」と褒めながら、テキストのページを二次方程式からめくってみた。
すると…73ページのハンコの数と問題番号に赤ペンでつけている“ペケ”の数が合わないことに気づいた。

「あれ?…ぺけがないね」と私が言うと、その子も「合わないですね…」と困った様子を見せた。
【☝️ポイント:この場合はOKのつけ忘れか、ペケのつけ忘れである】
私は、「ペケのつけ忘れかな?OKのつけ忘れかな?…このページのノート持っておいで」と優しく告げた。
その子は「はい!」と返事をすると駆け足で自分の席に戻った。そして73ページのノートを持って指導机に並んだ。
自分の番になると私の前に立ち、「先生、こことここのペケを忘れました!」と教えてくれた。
「おお、よかったね、気がついて。次はここが出来ればOKだね♪」と背中を押してあげた。

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”OK取り”が完了するまでに修正されるもの
OK!学習法の実践では、一人ひとりの目標と〆切に向かって”OK取り”→”書込み”と進む。毎回の教材と塾ノートへの”ハンコ押し”では、チェック漏れが生じることが多々ある。指導者は、間違いに目くじら立てることはない。”OK取り”が完了するまでに修正されるものだ。それより、
ちょい誉めの実践が大事
「今、学校はどの辺りをやってる?」と話しかけ、テキストのページをめくってみることが肝要だ。
次の目標(例えば考査)までの日数(〆切)から逆算して、「うん、大分予習の貯金があるね」などと褒める、
間違いに気づいたら「おお、よかったね、気がついて。次はここが出来ればOKだね♪」と背中を押してあげたり、ちょい誉めの実践が大事だ。


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