周囲を巻き込む方法
脱栽培マンサロンネタです。
サロンで、起業した際にどのように仲間を増やすかという議論がありました。
話題を提供された方は起業家で、既にこのような周囲を巻き込もうとする経験を試行錯誤していらっしゃる方です。
周囲を巻き込むには「なぜやるのか」を話すことが最も重要であるとおっしゃっていて、そのことを解説した動画を共有して下さいました。
非常に説得力のある内容でしたので、簡単にまとめます。
人は「なぜやるのか」(Why)に心を動かされる
巻き込むのが上手い人とそうでない人の違いは何か。
動画ではこの違いを説明するために、アイデアを伝える以下3つの切り口を紹介しています。
What(何をやっているのか)
How(どのようにやっているのか)
Why(なぜやっているのか)
「What(何をしているのか)」は事業内容などわかりやすいものなのでが伝えられない人はあまりいない。
「How(どの様にやっているのか)」は差別化の部分で少し伝えるのに工夫がいる。
「Why(なぜやっているのか)」これが最も重要だが、答えられるひとはほとんどいない。
そのために、我々の多くはアイデアをWhat→Howで説明してしまう。
ところが巻き込むのが上手い人はWhy→How→Whatの順番で伝えるているそうです。
動画に倣ってアップルの事例で紹介します。
アップルは他のコンピュータメーカーとは一線を画した存在と言えます。
でも基本的な業務形態やビジネスモデルなどは同じはずです。
それなのに、アップルが特別な感じがするのはなぜか。
それはアップルがWhy(なぜやるのか)から伝えているからです。
what→howで伝えた場合
・我々は素晴らしいコンピュータを売っています(What)
・プロダクトは洗練されたシンプルなデザインと感覚的な操作が可能です。(how)
・買ってみませんか?
これでは買いたくなりませんよね。
心が動かされません。
Why→how→whatで伝えた場合
・我々の行動の全ては世界を変えるために行なっています。(Why)
・世界を変えるための方法は、洗練されたシンプルなデザインで感覚的な操作を有するプロダクトです。(how)
・そうしてここに、素晴らしい一台のコンピュータができました。(what)
・買ってみませんか?
Whyを入れて順番を変えるとまるで内容が変わったように感じますよね。
これがこの動画が伝えているWhyの重要性です。
動画ではさらにこの後、イノベーター理論の話が続きます。
非常に説得力のある内容で、この話を聞いてから日々の活動でもWhyを強く意識するようになりました。
生まれたからには、世の中が少しでも良くしたいと思っています。
世の中が良くなるためには、ひとりひとりが自分で考えて行動する必要があると思っています。
そのために僕は脱栽培マンサロンでの日々の気づきを書いています。