陶芸 タタラ作り⑴
月一回の陶芸教室。
この1月から3月までに作った作品が焼きあがってきた。
紐作りで作ったドンブリ。
釉薬は織部、思ったよりピカピカ光るほどのツヤが出てていて驚いた。先生からもなかなか良い色とツヤで良いですね、と褒められた。
早速今晩、ビーフシチューを作ってこのドンブリを使ってみよう!
今日は三作品目でタタラ作りでサンマ皿を作ることにした。
○タタラ作りとは
タタラと呼ばれる板状の土を使って形を作る技法。タタラ板と呼ばれる細長い板を使い、土の塊を薄く均一の厚みにスライスして作るが、棒状のもので土を押しつぶして作られることもある。
①サイズを見本をみながら決める。
サンマ皿だと横は23cm、縦は11cmが多い。
焼くと1割縮むので、1割増して設定する。
②練った粘土を手で伸ばし、両側にタタラ板という5ミリ程度の厚さの板を置き、全体をその厚さになるように、棒状のもので伸ばしていく。
③表面を少し濡らしたハケで摩り、細かいキズや汚れを軽く指で触って落とす。
④均等な厚さに伸ばしたら、皿のサイズの部分に線を引き、余計な部分を切り取っていく。
⑤皿のサイズに完全に切り取る。切り取ったら裏になる面に陶印を押す。
⑥皿のフチを少し立たせるように指で起こす。
これで今日は完成。タタラ作りはそれほど時間がかからないので、同じくサンマ皿をもう一枚作成。
今月末に今日の作品を素焼きして、5月の次回の教室で絵付け、釉薬を塗る予定!
これまでの手法のなかでタタラ作りが一番作りやすく楽しかった!