首都高速道路運転講習を受けました!
昨年の12月下旬に高速道路運転講習を受け、20数年ぶりに高速を走ったが、今回は2度目の講習で首都高速道路を約2時間運転した。
教官は同じ歳の50代男性。もと自動車学校の教官で最近まで校長もされていた方であった。最初に教官から普通の高速道路と首都高速道路の大きな違い(特徴)について説明があった。
①走行車線では左側だけでなく右側からも車が合流してくる。
②分岐がやたら多く早めに路線変更をしておく必要がある。
③カーブがとても多くスピードを上手く落としながら走行する。
④急に渋滞するケースが多く前の車に追突しないように常に注意をする。
中央高速のインターチェンジから高速に入ったがいきなり渋滞であった。10分ほどすると段々流れてきた。
首都高は関越・東北・東名・中央高速と違って車線は基本的に2車線で路肩も殆どない。分岐後はしばらく1車線もあり、トンネルも多い。
流れはじめて、すぐにカーブの連続だった。後ろに車間距離を空けずに走っている乗用車やトラックが来ると、スピードを出したくなるが、カーブの連続でそれもなかなか難しい。
教官は「気にしないで70〜80キロで走行していて問題ないですよ。首都高のほとんどは制限速度が80キロなんだから100キロ以上出す車が異常なんです。」と言われた。
確かに慣れないうちは70キロ程度で走っていたが、後方の車がハイビームをして煽ってきたりすることは全くなかった。2週目の走行ではだいぶ慣れてきて90キロぐらいの速度で走っていた。
今回は教官が首都高を知り尽くし、ナビなしでも、分岐前にどの路線に移って走った方がいいと指示を出してくれたが、これが一人で走るとしたら、なかなか大変だなあと思った。ナビが誘導はしてくれるが、タイミングが直前過ぎて間に合わないケースも多いようだ。
やはり何度も首都高を走り慣れて、自分の頭と体に覚え込ませていくのが一番なんだろう。もちろん事前に地図でどの路線を走るかを頭の中に入れておいた方がいいのだろう。
しかし、首都高は慣れてくると本当に気持ちがいいものだ。高速道路が上下・縦横に交錯し、空が快晴だと、遊園地の何か乗り物を乗っているような感じになり、気分もアゲアゲになってくる。
走行中に同じ歳の教官と色々な話をした。昭和・平成・令和をお互い生きてきて、車の性能や通信手段の急激な変化をしてきた話など、盛り上がった。我々、昭和40年代に生まれた人は、オートマではなくマニュアルで免許を取った人が多い。クラッチを踏んでギヤをチェンジして、アクセルを踏み走行するというかなり高度な技術を習得したと思う。坂道を発進するときに、ギヤが上手く入らず、車が後に下がって慌てたりしたこともあった。
高速講習が終わると、まだまだ走り足りない気持ちになった。昨年の12月下旬の1回目の高速講習以降、週に2回は高速を走り、近場ではあるがドライブをしてきた。すぐに今週末は高速でどこに行こうか?と考えてしまう。
20数年という長い間、できなかったことができるようになった喜びはもうしばらく続くようである。