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陶芸体験 3回目 絵付・釉掛け

1か月前から始めた陶芸体験教室。1回目は玉作り創作、2回目は高台削り。先週の9日に素焼きが完了し、今回は3回目で絵付・釉掛けとなり最後の仕上げとなります。

①デザイン・絵をきめ、30種類の中から好きな色を選びます。
明るい目な感じにしたかったので、釉薬はチタンの白というものにしました。この選ぶ作業、絵のデザインを考えるのはなかなか時間がかかります。あらかじめ、教室に来る前にイメージしておけばよかったなぁと思いました。

②素焼きされた湯呑みの口元や高台など手が引っかかる所にヤスリをかけていきます。
バリ処理と言います。中の底の丸みの部分もヤスリで少し削ってより丸みを出していきます。

③高台の底の部分に撥水剤を付けます。これにより釉薬がつかず滑りにくくなります。

④絞ったスポンジでヤスリの粉を拭いた後、決めた絵を下書きします。
ネットの検索サーチエンジンで「陶芸 絵付 デザイン」などとキーワードを入れて、
何枚もの作品の写真を観て、自分が描きたい絵をイメージします。
今回は「花びらと葉っぱ」を2か所に入れることにしました。

⑤いよいよ絵付ですが、最初に鉛筆で下書きをします。鉛筆は本焼きで飛んでしますので、絵を付けた後も消さなくて大丈夫です。

⑥鉛筆で書いた下絵に色を付けていきます。どの色にするかは、たくさんの見本から講師とも相談をして決めていきます。
選んだ絵付用の絵の具を置き場所から持ってきて、プラスチックの小さいハケで混ぜてドロドロのマヨネーズ状にし、パレットにそれを載せます。次に極めて細い筆に絵の具を付け、色を塗っていきます。水では薄めず、そのまま2度塗りをします。花びらは一枚ずつ2度塗りをし、最後にもう一周3度目を塗って終わりです。
葉っぱも、茎も塗り、完了です。

⑦いよいよ釉掛けです。選んだ釉薬を必要な量だけバケツに入れてオタマで沈殿している釉薬をかき混ぜます。最終的には講師が手を入れて混ぜ具合がちょうど良いかを確認します。次に湯呑みをハサミやトングのようなもので挟み、釉薬にサッと全体を入れてすぐに出し、台の上に置きます。

⑧絵付した絵は全く釉薬で見えなくなります。本焼きすると現れますので大丈夫です。最後に、気泡はピンホールになりますので、手で軽く擦り気泡をなくしていきます。
これで今回の作業は完了です。

今月25日に本焼きです。作品は1月の最初のレッスンの時に受け取ることにしています。どんなものが出来上がってくるのか本当に楽しみです。

今後も陶芸は続けていきますが、次は紐作りに挑戦します。紐造りとは、粘土で紐を作り、底面にした粘土の平面の周囲上に巻き上げるようにして積み上げ、成形していきます。

他にもタタラ成形、電動ろくろでの成形もあります。月1回のペースでじっくりやっていきたいと思います。

#陶芸 #粘土 #陶芸体験 #湯呑み #焼きもの

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