陶芸体験 1回目 玉作り制作
以前からやってみたかった陶芸作りを生まれて初めて経験しました。今日は「器の作り方」の体験レッスンで手びねりの成形の体験です。
作るものは湯呑みです!
①まずは粘土の中に含まれている空気を抜くために、前業の荒練りという作業を行います。机の上に粘土を両手の親指で押したり、伸ばして畳んでもう一度押します。これを何度も繰り返します。最終的には玉にします。
②空気を抜いた粘土の玉を手ロクロの中央に固定します。
③玉の中央から粘土に穴を開けていきます。内側と外側それぞれから均一に力を入れながら粘土を押し、壁を作っていきます。
※全体的に穴が広がりすぎてしまい、壁を外から押さえて少しずつ穴を小さくしていきました。穴の中の丸みをつけるのが難しく、濡らしたスポンジで水分をつけ、丸いヘラを使って少しずつ丸みをつけていきます。
④弓を使って器の上の縁をまっすぐに切ります。右手の肘を固定し、弓を一番低い縁の上から約0.5mmのところにあて、手ろくろを時計回りに回して切っていきます。
⑤次に濡らしたなめし皮を使って口当たりを滑らかにしていきます。
⑥固く絞ったスポンジと人差し指、中指で形を整えていきます。
※縦に割れ目の線が所々に入ってしまっているので、水をつけて粘土を伸ばし割れ目をなくしていきます。
※湯呑みの底が薄すぎてしまい、講師の方に粘土を底に追加し厚さを調整してもらいました。
⑦最後にワイヤーを使って作品を手ロクロから切り離して完成です。
次回は1週間後に削りという作業を行う予定です。湯呑みの底の高台の削りです。その後に素焼きをし、最後の作業で絵付・釉薬付けを行い、一番最後に本焼きとなり完成です。完成まで1か月程度です。
初めての陶芸体験でしたが、粘土が思ったよりベト付かず、扱いやすかったです。器の全体の厚さを均一にしたり、穴を適度な大きさにするのは、やっぱり練習が必要です。やればやるほど熟達していくような気がしました。とにかくこの湯呑みを最後まで完成し、その次は他の作品に挑戦したいと思います。