鎌倉殿の13人
昨晩の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はこれまでの一番の面白さであった。
政子は頼朝に妾がいたことを知らず、第二子男の子を出産。義母が兄を使って妾の屋敷の門を少しだけ壊して懲らしめることを企てる。
それを知った小四郎は、妾の命の危険を察知し、九郎義経に門番をお願いするも、義経は勝手に妾の屋敷に火をつけてしまう。
この経緯を知った頼朝は激怒し義母の兄の髷を切ってしまった。
頼朝の妾の話は、内密にということだったが、知った登場人物は次から次へと喋ってしまい、小四郎は妾の屋敷の場所も言ってしまう。
800年以上前でも人間は噂が好きで、秘密と言われたことほど、人に言いたがる人間の性を見事に現代風にこのドラマで見せている。
事が想定外に大事になり、噂に関わった人間が右往左往する姿はとても滑稽である。
最近、これまで大河ドラマを見ていなかった人が、鎌倉殿は面白いということを知って観るケースが多いという。
今後の回が実に楽しみである。