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音圧と音量と変位の違い
音圧は空気の圧力変化を示す物理量。音量は聴感上の音の大きさと強さを表す主観的な評価。変位は物体が位置を変えることとその変化量。
音の波形の横軸はtで時間だが、縦軸は音圧を示すときにも、波形による音色を可視化するときにも使われる。
縦軸が音圧の場合は縦軸の単位はP(パスカル)で、対数表を使ってdB(デシベル)でも表される。縦軸が変位の場合は単位が書かれていることはほとんどないが、変位の基本的な単位は距離m、速度m/s、加速度m/s2である。
シンセサイザーで音色を作るとき、縦軸に明解な単位はない。音色を決める要素は、音波によって生じる空気の密度の濃さ、密度の変遷の形態、音波と倍音の混ざり方などで決まる。これらの複雑な様相を単純化しているし、音を発生させるまでは作れるが、発生した後は環境による。
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空間における圧力のかかる位置と、短い時間内での変化と、それを一つの音色と認識する認知構造との関係性をどのくらいまで細かく作れるだろうか。
シンセサイザーをいじっていると、ジェネレイターという言い方のほうがしっくりくる。