【カンクン】初めてでも安心!ホテルゾーンとダウンタウンのバスの乗り方完全ガイド
メキシコのリゾート地カンクンを旅行する際は、バス移動をマスターすると滞在がもっと楽しくなります!
一見難しそうに見えるローカルの路線バスも一回乗ってしまえば仕組みは簡単。今回はバスの乗り方についてご紹介します。
カンクンには3つのタイプのバスがあります。
空港と市内を繋ぐシャトルバス(ADOバス)、ダウンタウンからホテルゾーンへの赤い大きな「R-1」「R-2」バス、そしてダウンタウン内を巡回するバンワゴンの路線バスです。
ADOバスとホテルゾーンへのバスは観光ガイドブックでも紹介されることが多いですが、ダウンタウンの路線バスの情報はなかなか見つけることができず、今回現地で体験したことをまとめました。
ダウンタウンの観光地「メルカド28」や大型ショッピングモール「プラザ ラス アメリカス」などへ行く際の参考になると思いますので、ぜひ旅のお供にお読みください。
※2023年1月時点の情報です
1.カンクン空港からダウンタウンへ(ADOバス)
カンクン空港はUberなどのタクシー配車アプリが使えなくなっており、出口には無数のタクシーの客引きがいます。ADO(アデオと読む)バスが動いている時間であればそれに乗った方が安いです!
LAから到着した時のターミナルは、出口の最後にADOバスのチケットカウンターがありました。クレジットカードも使えるし、英語でも対応してもらえます。もし他のターミナルだったら空港のスタッフにADOバスのカウンターの場所を聞いてください。
カンクンのダウンタウンまでと伝えてチケットを購入。
空港からダウンタウンまでは105ペソ(約710円)でした。
空港出口にはツアー会社、タクシードライバーなどがいて声をかけられますが、全部断るor無視してバス停に向かいます。
バスのチケットが混雑してるとか、早くダウンタウンに行きたい人は乗合で8-10人くらい集まれば出発するワゴンハイヤーのようなサービスもあったりします。
私も一度、バスのチケットの列が混んでいた際に、あと10分で出発するよと声をかけられて乗合バスに乗ったことがあります。そのときは1人150ペソだったのでバスの方が安いですが、そんなに高くない印象でした。
21時前で空港の売店で夜ご飯を買おうとしたのですが、このMini Marketには水・ジュース・ビール・お酒・スナック・ちょっとした雑貨などしか売ってないので、サンドイッチとかパンとか欲しかった私は買うものがありませんでした。
ダウンタウンに着けばバスターミナルにコンビニやSUBWAYがあるので安心してください。
指定の時間になったらチケットを見せて乗車。バスは同じ外観で複数の行き先があるので、係の人にチケットを見せて自分が乗るバスを教えてもらうと確実です。
荷物は自分でバスの荷物置き場に入れるシステム。キャリーケースをバスにのせて乗り込む。シートはふかふかできれい。席は指定席です。
出発時刻はほぼ予定通り。
ガラガラだと思っていたら、隣のターミナル2に寄ったところでお客さんが乗ってきてほぼ満席に。
ダウンタウンのバスターミナルまでは40-50分で到着します。
着いたらその先滞在場所までは配車アプリを使うことをおすすめします。
「Uber」より「DiDi」の方が安いことが多いので目的地を入力して金額を比べてみてください。ただし、DiDiはアプリ内のカード決済に対応しておらず現金での支払いでした。
Uberは日本でダウンロードしてクレジットカード登録までしておくとそのまま使えて便利です。
バスターミナルの外にいるタクシー乗り場で、市内なら定額でと150〜250ペソと言われましたが、徒歩20分(タクシーで5-7分)くらいの場所なら60-70ペソくらいが相場なので割高です。夜どうしてもタクシーが捕まらないなどの時以外は配車アプリの方が良いと思います。
バスターミナル内にSUBWAYなど軽食を売っていたり、すぐ外にセブンイレブンやOXXO(オクソ)というコンビニがあるのでここで食料をゲットできます。
2.ダウンタウンから空港へ(ADOバス)
行きと同様にバスターミナルでチケットを購入。
110ペソ(約750円):行きより5ペソ高かった
公式HPでもWEB予約ができてWEBの方が多少安いみたいなのですが、私はカード決済がうまくできなかったので直接カウンターで購入。
ここもクレジットカード使えます。
飛行機の時間に合わせて、公式HPで時刻表を確認することをおすすめ。
特に早朝、深夜だと少し本数減ってるので。
乗車時間になったら乗り場で係員の人が行き先を叫ぶので、乗車。
スペイン語わからないので、出発時刻5分前からソワソワしながら、係の人が叫ぶたびにチケット見せてこれか?とジェスチャーで聞いてみる。
乗車時刻10分過ぎても自分のバスが来なくて心配になったけど、係の人に拙い英語を使いながら確認すれば遅れているとか、もう少し待ってとか教えてくれます。
空港までは約40-50分。
時期によって道路工事などで渋滞が発生することがあるようです。余裕を持って空港に向かいましょう。
3.ダウンタウン⇄ホテルゾーン「R-1」「R-2」バスの乗り方
ダウンタウンからホテルゾーンへは赤い大きいバス(じゃないのもあるけど)に乗ります。窓や車体にR-1、R-2と書いてあるものがホテルゾーンに行くと覚えてください。「R」はルートの略だと思います。
このバスはバス停で乗り降りするのが基本。でもたまにバス停以外でも乗せてくれることがあります。
ダウンタウンのセントロ(中心部)からバスに乗る時はこの📍があるあたりで乗ることができました。乗る時は人差し指を立てて手を挙げて停めます。
バス停のマップがあったので参考に載せておきます。
バスの運賃は1回12ペソ(約80円)。現金のみ。
乗るときに運転手に運賃を手渡し。
お釣りはもちろんもらえるけど、ピッタリ持ってる方がスムーズで、乗る前に小銭を握りしめておくのをおすすめ。
バスが停まるのは一瞬なので絶妙に15ペソとか渡すとお釣り戻らずに出発しちゃう(多分言えばもらえると思うけど)。
この紙はこの後使わないので、捨ててOK。
バス停マップ見ても降りる場所わからないので乗りながらGoogle Mapをチェックする方がいいです。
降りる場所に近づいたら「バハ!(おります!)」って叫ぶか、バスの降車ボタンを押すかして停めてもらいます。
観光スポットの「ココボンゴ」(ナイトクラブが集まる繁華街の中心部)や、カンクンサインのある「ドルフィンビーチ」などは他の観光客も良く降りる場所です。
優しいドライバーだと乗るときに行き先を伝えておくと覚えてたらリマインドしてくれたります。さすがに満員だと無理だけど空いてるときなら。
ダウンタウンに戻る時は「セントロ」と伝えればOKです。
ホテルゾーンからダウンタウンへ向かう時は、R-1、R-2なら基本セントロに行きますが、わからなかったら乗る前に「セントロ??」と聞いてください。
4.ダウンタウンのローカルバス(路線バス)の乗り方
カンクン滞在を便利にするのがこのローカル路線バス。
バスのルート上であればどこでも乗り降りできる便利なバスで、好きな場所で乗り降りができるのです✨
時刻表はなく、例えば、観光スポットを巡る際に便利な「R-6」は5-10分ごとにバスが回ってくる感じ。
バスが見えたら、人差し指を立てて手をあげてバスを停めます。地元の人がやっているのを見よう見真似で。
運賃は1回10ペソ(約70円)。気軽に乗れる!!
これも小銭の用意をしておくとベター。紙幣でも大き過ぎなければ払えます。
バスが停まるとドアが開くので車内に乗り込んでドライバーに直接運賃を手渡し。扉が閉まりきっていないのに走り始めることがあるし、結構揺れるので手すりにつかまってください。地面の凹凸で頭天井に打ったりしますw
車内はこんな感じで、イスが満席でも定員的には乗れるようで天井低いけど立ったまま乗ります。ちょっとでも隙間があると「ここ座って!」席を詰めてスペースを作ってくれる優しさに触れることも。
降りる時は降りたい場所の少し手前で「バハ!」または「バハ ポルファボール!(降ります!)」と言ってください。
ドライバーに聞こえる大きさで叫ぶという表現の方が正しいかも。
一番後ろからだとなかなか伝わりません。一生懸命叫んでいると前の席の人がドライバーに伝えてくれたりして優しいです。
これもどこで降りるかはGoogle Map見ているといいです。
車内では手荷物に気を付けるというのは基本的にはそうなのですが、ローカルの人たちもスマホいじってたりするので、あまり不安は感じませんでした。でも気を付けるに越したことはありません!
5.バスルートの調べ方
ここまでバスの乗り方をご紹介してきましたが、ダウンタウンの大通りにこのローカルバスがたくさん走っているものの、そもそもどのバスがどこに行くのかわからないですよね。
そこで役立つのがルート検索のサイトです。サイトの操作性はイマイチですが、これが今の所一番ルートを調べるのに役立ちました。
ここからは、サイトでルート検索する方法と、よく使うバスや乗車・停車スポットについてご紹介していきます。
サイトの使い方
こちらのリンクからアクセス。PCもスマホも使い方は同じです。
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