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フォンダシオン ルイ・ヴィトンの『モロゾフ・コレクション』を見てきた
こんにちは!会社を辞めると決めて、21年11月から3ヶ月海外へ。8カ国を飛び回った旅レポです✈️
【行った場所:8カ国12都市】
フランス/パリ、サンマロ、モン・サン=ミシェル
ベルギー/ブリュッセル
スペイン/バルセロナ
イタリア/ヴェネチア
アラブ首長国連邦/ドバイ
インド/ムンバイ、ゴア、デリー
モルディブ
ジョージア/トビリシ
前回の記事はこちら。
地下鉄に乗って凱旋門へ向かいます
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美術館へのシャトルバスが凱旋門から出ているので、凱旋門まで地下鉄で向かいます。最寄りから12番の地下鉄に乗って、Pasteur駅で6番の地下鉄に乗り換え。
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6番に乗ったのこの1回くらいかも。
毎日地下鉄に乗っているので、乗り方には慣れてきて、乗り換えもスムーズに。フランス語は読めないけどどの単語が何を指しているのかを雰囲気でつかみはじめる。
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電車乗ったら、なんか違和感あるなと思ってその正体を考えていたら、窓の落書き(傷)だ!さすがに窓を傷つけて落書きしているものを日本で見たことがなかったから、ここにも落書きするものなのか〜と文化の違い(?)を感じる。
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美術館へのシャトルバスに乗る
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駅を出ると、見事なまでの晴天と堂々とした凱旋門を見ることができた。掃除の作業車が映り込んでますが。
美術館の入場は事前にオンラインでチケットで購入。当時(2022年11月)は衛生パスの提示が必須だったりして、コロナ対応としても大体の美術館は事前予約制になっていたのよね。
そして、美術館までのシャトルバスも予約制なので、こちらもお忘れなく。
時間指定じゃなく、乗車賃だけ払う感じだったと思う。2ユーロ。
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地図に書いてあるところに行くと、行き先がFondation Louis Vuitton(フォンダシオン ルイ・ヴィトン)になっているバス停発見!
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20〜30分間隔だったかな〜。定期的にシャトルバスが出ているので、ここでバスが来るのを待つ。
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ちらほら並ぶ人がいて、やっぱり人気なんだなと。2014年にできたから比較的新しいってのもあるんだろうね。入場券も前日だと売り切れになってることもあるので、早めに買う方がいい。この時は開催中の『モロゾフ・コレクション』が人気だったんだと思う。
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バスが来た!ミニバス!かわいい!
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ドライバーに事前予約チケットを見せるか、その場で支払うかなので入口が混んでカオス。結構人が乗る。
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ちっちゃくてかわいい!とか呑気なことを言ってる場合じゃないくらい、車内満員w
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バスは美術館専用シャトルなので、外観内観も専用デザインに。
ここからしばらくバスに揺られるんだけど、パリの街並み見てるの飽きないからあっという間に到着。
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開催中の企画展『モロゾフ・コレクション』
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バスは入口のすぐそばに停車して、凱旋門に戻る人たちが並んで待っていた。この時の企画展は『モロゾフ・コレクション』
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「モロゾフ・コレクション」とは、繊維業で財をなしたロシアのモロゾフ兄弟が19世紀終わりから20世紀初頭にかけて収集した近代西洋美術コレクション。マネ、ロダン、モネ、ピサロ、ロートレック、ルノワール、シスレー、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ボナール、ドニ、マイヨール、マティス、ピカソら、フランスを拠点に活躍したビッグネームと、ロシアの前衛アーティストたちの作品から成るもので、世界有数の質と量を誇っています。コレクションの総数は600数十点というものですが、今回の展覧会では、そのうちの200点あまりがロシアからパリにやってきました。
この記事を読んでから行けばよかった〜笑
事前にチケット購入する時Google翻訳で日本語に訳してもらいながらHPを見ていたので、チケット買うのに必死で企画展の内容まで詳しくチェックしなかったのよ。だから、そもそもこれが期間限定の企画展なのかどうかもわからず、とにかく美術館に行ってみようっていう気持ちだけだった笑
”ロシアからパリやってきました。”って書いてあるけど、これもう今できないかもしれないね・・・コロナの時もそうだけど、本当にいつ何が起きるかわからない。記事にも話題になってる展示会とあるけど、この時行ったのはとても貴重なことなのかもしれない。
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オーディオガイドはアプリがダウンロードできて(Wi-Fiも使える)チケット代に含まれてますよ、というシステム。
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チケット代にインクルードされてるのいいよね。お得な気分になる。入場料は大人14ユーロだから高くないし。学生だとさらに安くなる。こういう価格設定見ると、アートが近い国だな〜ってこの旅で何度も思った。
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モロゾフ・コレクションのPV
公式の動画なので、これを見るのが一番わかりやすいと思います!
順路に従って展示を見たけど、英語読みきれないから、何が展示されてるのかほぼ理解できない。でも有名な画家の絵がそこらじゅうにあって、楽しかった!
入ってすぐの部屋、次の部屋にいく時に、かなり目立つ彫刻が。これも何かのコレクションなのか?
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当時の写真が一緒に飾ってあるのが面白い。
解説は書いてあるけど、全部読めないのと、読んでたらキリがなくなりそうなので、適当に飛ばし飛ばし。
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事前にアートや歴史背景をインプットしてみると深みが増すのもわかってるけど、今できないので、直感的にきれいなものとか心に響くもの、それを感じればいいや!というスタンスで歩き回りました。
Salle1:LE CERCLE DES MOROZOV(モロゾフの輪)
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直訳だと、モロゾフの輪なので、多分家族とか親戚の肖像画。部屋に入ると、結構な人だかりではあるんだけど、空間が広いからまだ自由に回って鑑賞ができる。
Salle2:L'HOTEL PARTICULIER D'IVAN MOROZOV(イヴァン・モロゾフの大邸宅)
当時のモロゾフの部屋の写真が飾ってあった。
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想像もできないほどの天井の高さと部屋の多さ、そして飾っている絵画の多さ!!!!ロシアの実業家ってこんな感じなのか?すごい暮らしだな。
所狭しと絵画が飾ってあるんだけど、もう美術館じゃん!モロゾフ・コレクションと名づけるだけのことはある。
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よくみると、同じ絵が違う部屋に飾ってあったりして、たまに位置変えたりしてたんだろうね。アートのコレクターってこんな感じだったのかな。
Salle3:L'INVENTION D’UN REGARD(見た目の発明)
Un art de collectionner qui devient le centre de la vie d'Ivan Morozov.(イワン・モロゾフの人生の中心となる蒐集術)
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この辺から、なんか見たことあるな〜と漠然と思う絵がたまに出てくる。なんの絵か、誰の絵かわかんないけど、なんか知ってるかもしれない、という曖昧な記憶と共に、きれいだな〜と語彙力のなさを遺憾無く発揮して進む。
後から検索できるように、画家の名前が入るように写真撮って記録に残しておく。
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このピンクのドレスを着た女性の絵、面白いのがさっきのモロゾフ邸の写真にちゃんと映ってるのよね。(上段の左と真ん中)
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過去の写真に写ってるものが、今目の前にあるというのは当時との繋がりを感じられるようでとても面白い。不思議な感覚。
Salle4 LES QUATRE SAISONS DE PIERRE BONNARD(ピエール・ボナールの四季)
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色使いが優しくて好き。
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Salle5 LES PAYSAGES(風景)
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Salle6 UNE JOURNEE EN POLYNESIE PAUL GAUGUIN(ポリネシアの1日、ポール・ゴーギャン)
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Salle7 PAYSAGE FAUVES(ワイルド・ランドスケープ)
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Salle9 LES CEZANNISTES(セザンヌ主義)
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Salle11 ENTRE LES MONDES
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Vincent van Gogh /LE PRISONNIER
ここだけ小部屋で特別展示されてた。
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Salle13 L'HISTOIRE DE PHYCHE MAURICE DENIS
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ここは圧巻だった。絵がそもそも大きい。きっとそれぞれストーリーがあるんだろうけど、そこまで読み取りきれず。
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企画展後は美術館を歩き回る
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順路に沿って進むと、屋上に到着。
この日は天気がとても良くて太陽出てるし、まだ寒すぎない。
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>>次回、建物を探索。フォンダシオン ルイ・ヴィトン後編。
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今年、新卒から13年働いた大企業を退職してフリーに。企業のマーケティング・ブランディング支援をしています。
コロナ前に海外旅行に目覚め、月イチで海外を決行!弾丸で旅に出るのが面白すぎて、その時から旅行のレポを書くようになりました。
退職すると決めてコロナ禍で3ヶ月海外旅行へ。8カ国12都市を回る。その時の旅レポは書いている最中です。
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