【最終報告】新しい働き方の実験を通じて「目的」の大切さを学ぶ|#私の働き方実験
こんにちは!ノマドマーケターのあつみです。
6月からランサーズ社の「新しい働き方LAB 第4期研究員」として、約半年間、新しい働き方についての実験に取り組んできました。
今回は、自主企画について半年の実験結果を振り返る最終報告を書いていきます✍️
1.実験の目的と背景
私が目指す世界は、みんなが自分の能力や可能性を最大限に発揮し合える世界です。
過去に「知っていたら違う選択ができたのに知る術がないから選べない」という悔しい思いをした原体験があり、「知ってる・知らない」の情報格差を減らすことに関わっていきたいと考えています。
中でも、「コミュニティ」は私にとって、選択肢を増やす一つの手段でした。普段の環境では出会えない人に出会ったり、自分が知らない世界や価値観を知ったりして、選択肢を増やすきっかけになりやすい。
そこで、自分の仕事の幅を広げるために、世界中のマーケターとつながって見ようと今回の実験のテーマにしました。
2.活動の概要
実験テーマは「コミュニティの力を使って、世界中のマーケターとのネットワークを作れるか?」
あらゆるつながりや人脈を活用し、マーケターやマーケティングコミュニティと接点を持てるのか、コミュニティの力を検証して、ネットワークづくりの具体的なノウハウを蓄積しようというものです。
具体的な活動計画は中間報告にまとめています。
3.アウトプット・成果
6月に立てた目標やスケジュールに対して振り返りです。
当初立てた行動目標は割と達成したんじゃないかと。
<定量的な成果>
①コミュニティを活用したネットワーク構築
コミュニティ経由の紹介件数 6名
現地の方との接触 18名(紹介6名含む。うち、マーケターは5名)
オンラインコミュニティ参加 5グループ
イベント参加 2件
COLIVE FUKUOKAでデジタルノマドと連絡先交換 9名
②情報発信
パリの現地レポートnote 10本
COLIVE FUKUOKA 参加レポート 3本
4.実験結果まとめ
海外で現地の人とつながる方法として、紹介や現地のサービスを活用するなどの体験を通じ、知り合い0だとしても他の場所でも接点を作れると検証することができました。
具体的にはこちらのnoteをお読みください。
しかし、一方で実験の成果は0ではなかったけど、いまいちやり切った感じが持てませんでした。その理由は「目的の不在」にあったと思います。
実験計画を立てているときは目的や仮説立てをしていたのですが、いざ実験が始まると【How】に気を取られて、何か行動しないと!と闇雲に動くだけ動いて、効果的な成果につなげることができなかったと感じています。
文字にして、いま振り返ると当たり前の話なのですが、行動しているときは行動していることによって自分を正当化していました。
「動いてるから何か結果が出るはずだ。」
違いますよね。目的に対してどんな行動をして、その結果がどうだったか。結果から起動修正して目標に近づけていく。
だから、コミュニティを通じて接点を増やしたいという点は成果が出ているが、もっと本質的にどんな人やコミュニティとつながると良かったのか、つながって何がしたいのか、その部分まで明確に言語化ができていなかったという反省です。
「目的」設定の大切さを身をもって実感した実験でした。
最後までお読みくださりありがとうございます!
★あつみのプロフィール
2009年新卒でトヨタ自動車入社。法人営業を経て広告宣伝に携わり、コミュニケーション戦略立案から施策展開まで国内の販促企画業務全般に従事。順調にキャリアを歩むものの「もっと広い世界を見てみたい!」と2022年より海外ノマドワーカーに転身。旅をしながらフルリモートではたらくスタイルを実現し法人のマーケティング支援やコミュニティ運営に携わる。 退職後に大企業勤めの経験に価値があると気づき、大企業の人が自分のスキルや経験に自信を持てるようスキルの言語化をする場として「大企業スキル勉強会」を主宰。
★新しい働き方LAB #私の働き方実験 noteまとめ
★パリ現地レポート
★海外ノマド体験プログラム「ノマドニア」