【ノマドニア日記12】ジョージア グダウリでスキー!頂上で痛い目を見る
ジョージアという国に1ヶ月滞在して、海外ノマド体験をする「ノマドニア」プログラムに参加中。週末日帰りで行ったスキーの旅レポです!
前回までの記事はこちら
レンタルショップで道具を揃える
タクシードライバーに連れられて到着したのがこのレンタルショップ。KOHさんもここ使うのは初めてということなんだけど、標高がちょい高めのところにある。
グダウリスキー場は標高が高く、一番高いとこは3300mも!
もうすぐ富士山やん!と思い、そんなに標高が高いと高山病になるんじゃないかと不安になる。滑ったら息が上がるのかな。
各々必要なものを借りるんだけど、いちいちお店のお兄さんが
「マイフレンド!」と言いながら話しかけてきて非常に胡散臭い。
私は板とブーツだけ借りたので50GEL(約2000円)だったけど、ウェアとかグローブとか借りると+40〜60GELくらい取られていた。
結果的に、ここの店は安くないというか高いというのが帰り際に判明。
タクシードライバーにバックマージン入ってんじゃないのかと、みんなでブーブー言いながら帰った。
ゲレンデ広い!!
ひっさびさ!!!
スキー場こんな感じです。パラグライダーもできるみたい。
雲がなくて空が青くて、しかも気温も寒すぎない。
人数も多かったので、それぞれ滑る人、初心者の人、スキー、スノボなどいくつかに分かれて行動。まずはリフト券を買いに行く。
ゲレンデの中腹から滑り始めたので、1斜面降りると一番下に着きます。
なんせ海外でスキーするの初めてなので、リフト券の買い方とかもちょっと心配。
でも日本と同じで、リスト3回券とか1日券とか選んでICカードを発行してもらう感じだった。
デポジットが5GELでトータル55GEL。
一度上まで登っちゃって滑り降りようか。
リフトに乗ろうとゲートにICカードを近づけようとすると、ゲートの側に行っただけで反応してくれてピロリンと通れる。
反応良すぎて感動した!!
今まで行ったことあるリフト乗り場だと、結構反応する範囲が決まっててそこにカードを近づけないと反応しないから、一生懸命背伸びしたり、かがんだりしてたんだけど、ゲート通るだけで反応してくれるなんて。すごい。
とにかく天気が良くて、見渡す限り景色が良すぎる。
奥の山を見ると、誰かが滑った跡がくっきり。リフトないからバックカントリーで歩いて登って滑るんだね。
リフト結構混んでた。ちょうどお昼くらいでみんなスキーし始める頃なんだと思う。
とにかく景色がいい!
とりあえず写真たくさん載せておく。
こんな景色見ながら滑るのほんとに気持ちよかった〜〜〜
ゲレ食最高!
本数はそんなに滑ってないんだけど、距離長いしお昼過ぎたしそろそろレストラン入ってご飯食べよう。コース多くてお目当てのレストランにたどり着けなかったけど、ゆっくり休めるところを見つけました。
レンタルのブーツが合わなくて、くるぶしがめちゃくちゃ痛い。
今までブーツ痛くなるってあんまりなくて(足合うものを買っていたからなんだけど、ブーツが合わないという悩みがほぼなかった)、今更ながらブーツで足が痛くなる感覚を知り、これはきついなと。
ブーツをとりあえず脱いでひとやすみ。
ジョージア料理のお店に入り、とりあえずビールとおすすめ料理をいくつか注文。
このハチャプリ、マジで美味しかった!
記事がちょっとパイみたいにサクッとしていて、中にチーズ。バターの味もしてこれは最高。
他にも、フライドポテト、ポークバーベキューを頼んだんだけど、写真撮ってなかったわ。食べるのに夢中。
で、2杯目ホットワイン頼んだら、これまた最高に美味しい。これも写真撮ってないw
しばらく屋内であったまって、お腹も満たされてそろそろ出ようかというタイミングで、窓の外を見ると雪が降り始めてた。
天気予報で雪降ると聞いていたから、やっぱり降ってきたね〜なんて言って甘く見ていた。
頂上ホワイトアウトで地獄
頂上まだ行ってないから、2800mというところに行ってみよう!とゴンドラ乗り場を目指す。雪が強くなってきて、あたりも暗くなり始め、さっきの晴天の景色の良さどこいった!?って感じ。
ゴンドラ乗り場には人が並んでなくて、上からゴンドラに乗って降りてくる人が結構いる。
あれ、上行っても滑れないのかな?とは思ったんだけど、標高高いところに言ってみたい気持ちの方が勝ち、ゴンドラに乗る。
ゴンドラ降りたらもう真っ白。
地図を見ると、これ以上は上に行けなそう。てか、頂上に行くゴンドラじゃないやつ乗ってた・・・。
とにかく、雪も強いし、早く下降りて避難しよう。と滑り始めて1分。
ど緩斜が続く。
スキーはスケーティングしたりストック使ったりで前に進めるけど、ボードは脱がないと無理。
新しく積もった雪によって、さらに滑りも悪くなってる。
そして、視界はほぼゼロ。
日本のコースのように、コース脇に木々はなく、コースの5mおきに刺さってる蛍光イエローのポールを辿っていくしかない。心もとなさすぎるでしょ。
しかも今まで滑ってきた感じ、迂回路ちょっとでも外れた瞬間に崖だったり、不整地でもふもふだったりするから、危ないところもある。こわっ。
雪面も左右前後も空も白くグレーがかっていて、それぞれの境界線が全く見えない。
しかもゴーグルの中が凍り始めちゃって上半分は見えなくなった。
これで斜度がそれなりにあって、長めの迂回コースならまだいいんだけど、
ど緩斜。
なんなら、上り坂がある。
コースとして成り立ってないじゃん!まじか!!
登るのしんど!!!!怒
真っ白な視界の中で必死に蛍光イエローのポールを見つけ出し、そこに向かうんだけど、もう平面がどこなのかわかんないから、キョロキョロしてると酔うのよ。
気持ちわるって思いながら、早く下に降りたいから頑張る。
ゴーグル外して目視しようとしても、無理。そしてまたゴーグルの中が凍る。
一緒にいた2人はゴーグルなしで、サングラスだったので、もう顔の皮膚が悲鳴をあげるw 雪は降り続けているので、冷たくて痛くてしょうがなかったと思う。そしてこの2人はボード。
まあ、でもこんな状況だとボードでもスキーでもそんなに変わらず、なるべく滑れるところまで進み、上り坂が来たら板を脱ぎ歩く。
ブーツ合ってないからくるぶしが悲鳴をあげる。まだ滑ってる時は力がかからないようにできるんだけど、歩くとどうしても当たるからほんとに痛い。
てか、頂上登ろうって言ったやつ誰だよ・・・(自分)
こんなひどい迂回路初めてだった!
ど緩斜はいいとして、上り坂が5回もあるところってなんなん?
絶対滑るコースじゃないと思う。
あ、もしかして滑るところじゃないのかな・・・
なんとかこの長い道のりを乗り越えて、ゴンドラ乗り場が見えた時の嬉しさったら。
最後に頂上からノンストップで下まで滑ろう〜!とか言ってたけど、もう元気ないし、集合時間になりそうだから、ぼちぼち降りていきますか。
集合場所もコース間違えて下に降りすぎると取り返しがつかない(もう滑る元気ない)ので、慎重に、マップ見ながらちょっとずつ停まりながらやっとの思いで到着。
つっかれた〜〜〜〜
いやーほんと午前中とは正反対。
天気良くて気持ちよく滑ってたの、どこいったのかと思うわ。
天気いい時に写真撮っておいてよかった!
>>次回、スキー帰りにサウナ行ったよ。
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