うちの猫がどうやら猫らしくないので、「〇〇らしさ」について考えてみる。
どうも、デザイナーのKOGAです。
お盆も過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
私事ではありますが、私は家で2匹の猫を飼っています。
そんなことを言うと「猫派?」とか言われたりしますが、私は犬でも猫でもうさぎでも鶏でも金魚でもインコでも何でも好きな、あえて言うなら「動物派閥なし派」でございます。
この子がうちの猫様です。
しましまキジトラの「しまこ」です。
はい、名前が安易ですね。
網戸に登って、絶賛怒られている最中でございます。
「猫」っていうと、みなさんどんな印象でしょうか?
・気まぐれ
・人になつくというより、家になつく
・いつも寝てる
・甘えたいときだけ甘える
・自分から構うのは好きだが、構われたくはない
・芸がなさそう
・家を傷だらけにしそう
もっといろいろあるだろうけど、こんな感じですかね?
うちの猫様の日常を撮影してみました。
いかがでしょうか?
ちなみに、これ、マイブームらしく1日に何十回も繰り返されます。
猫様の体力が続く限り、何度も持ってきては「早く投げろよ~」状態。
無視したらニャーニャー話しかけてきます。
この行動、私は「猫らしくない」って思います。
これって何でなんですかね?
「猫」なら当然しそうにないこと(といっても、意外とこの行動は猫飼ってる人ならあるあるだと思うけど)をしているから?
つまり、自分の中の「猫像(猫ならこうあるだろうというイメージ)」から逸脱したってことなんでしょうね。
では、自分の中の「猫像(猫ならこうあるだろうというイメージ)」って何で決まるのでしょうか?
おそらく「自分の経験値」と「他者の経験値を見たり聞いたりしたこと」の総合判断だと思います。
ここで言う「他者の経験値を見たり聞いたりしたこと」とは、「一般常識」「統計値」とも言い換えられそうですね。
つまり、存在している膨大な数の「猫」という生き物がよくする行動、その中でも多数派の行動が、いわゆる「猫らしさ」にカテゴライズされる。
その中でも当然個々の個体は異なるので、個性がありますので、少数派の行動が「猫らしくない」と言われるのでしょう。
こんな難しそうにいろいろと言葉を並べてみましたが、つまりは何が言いたいかといいますと
デザイナーの仕事って、目立たせるために「少数派」の施策をしながらも、共感を得るために「多数派」の視点が大事な仕事だな、と。
世間一般では「デザイナー」に対して、どういう印象をお持ちなのかは分かりませんが、
デザイナー=個性バリバリの非常識人、では勤まらないので、
今デザイナーを目指している人、将来デザイナーになりたい人には、是非「多数派」と「少数派」、両方の視点を持ちながらも「遊び心」を忘れないでいただきたいですね。
以上、KOGAがお送りいたしました。