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12/9(日) クラヴィーア、皆様ありがとうございます!

まだたった1週間しかたっていないのが、うそのよう。
ニューヨークでの日常に戻り、日本での日々がすっかり遠い昔のように感じます。

クラヴィーアでのライブ当日、まさかまさかの何十年ぶりの知り合いや、いろいろな方々が集まってくださって、ほんとにほんとにありがたく、私はテンションマックス。

阿佐ヶ谷のクラヴィーアは私が娘時代に、キム&マリオンの演奏を見て、ジャズに興味を持って、学んでみたいと思い、ジャズライフという音楽雑誌でジャズボーカル研究所というのを見て、ドアを叩いた日本の先生、山川秀明先生が42年営業なさっているお店。

私は気持ちだけ先走っていろいろな歌を持っていき、もっと初めに学ばなきゃいけないスタンダードの曲、たくさんあるんだよーと言われ先生を困らせたと思います。ごめんなさい。それにしても私はここから始まったんだな~と、とても感慨深い。

今回演奏していただいたミュージシャン、ピアノの吉田桂一さんは、以前ホットハウスというジャズクラブでボーカルジャムセッションを行われていた方で、おっかなびっくりお話をしていくうちに、なんと奥様が私の高校の先輩ということで一気になついてしまった私。

今回は吉田桂一さんのお知り合いの澁谷盛良さんというベースの方を迎えた演奏。初見でこれだけ私の世界観を支えてくださるなんてさすが!と、プロのミュージシャンの底力を感じたのでした。

山川先生がセカンドセットの始まる前に、シットインしていい?と言われ、
枯葉(Autumn Leaves)を弾き語りして下さいました。
MCで自分は83歳だけど、彼女には84歳まで歌って欲しいと言われてジーン。

とはいえ、容赦ない私、「先生、私のアメリカのメンターの一人、シーラジョーダン先生は先月96歳になられ、バースデーライブでバードランドで2セット、まったく違う曲を歌う素晴らしい演奏をなさいました。
先生も96歳まで時間がありますよ、まだまだ大丈夫!」と。

山川先生ご夫妻のクラヴィーアは1/31で引退ということだそうですが、他の方が引き継いで、新生クラヴィーアはこれからも続くということ。

お店が続いていくのなら先生も気が向いた時にシットインできると思うとホッ!よかった!お店のマスターは引退なさっても、いつまでも現役のミュージシャンでいて欲しい!

今回本当に楽しい時間を過ごさせていただき、私の人生、いろいろな方々に支えられて生きてきたんだなあというのをひしひしと感じ、感謝があふれてきました。

皆さん本当にありがとうございます!
また会いましょうね!

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