ニューヨークブロードウェイミュージカル A Beautiful Noiseに行ってきた
今年初のミュージカルにお呼ばれしました。わーい、ラッキー!
ビューティフルノイズという、ニューヨークブルックリン出身のシンガーソングライター、大ヒットメーカー、ロックの殿堂入りのニールダイアモンドさんのお話。
実は、大好きなブロードウェイ俳優、由水南さんが12月は毎日インスタライブを行っておられて、最終日がこのシアターから、このミュージカルに出演なさっている、ページ・フォレーさんをゲストに行われたのを見てました。
とってもかわいらしく素敵なページさんによると、2時間20分のショウのうち、2時間10分はステージ上にいるという、ニールダイアモンドさんのヒット曲のメドレーと、知られざるストーリーが展開されて、私たち出演者とクリエイティブチームは、Joy Factory(喜びの工場)みたいなの。とおっしゃっていたのを、へーそうなんだーと思っていたら、年明けにいきなりご招待の案内がきて、速攻、私、行きたい!と。
ブロードウェイはもうワクチン証明の提示は必要なくなり、中でもマスクの義務もなくなりましたが、入り口になんと金属探知機と、NO WEAPONS(武器はダメ)という表示がありちょっとびっくり!最近のマスシューティングなどを受けての措置か、ニューヨークは国内から陸路でたくさんの観光客の方もいらっしゃるので、ま、この方が安全でいいか。
ビューティフルノイズとは、ニールダイアモンドさんのヒット曲のタイトルだそうです。
恥ずかしながら私は彼の曲ほとんど知らなかったのです、ごめんなさい!
それでも、ビターエンドというビレッジのライブハウスからキャリアが始まったなど、ニューヨークならではのストーリーで親近感があり、歌自体もよくアレンジされていてとっても楽しめました。
来ているお客様はニールダイアモンドさんと同年代のおじ様おばさま方がほとんどで、途中皆さん、一緒に歌ってらっしゃる。同じく青春をすごされたんだろうな~
ストーリーも、わかりやすい英語だし、コンサートを見ているようだったので、英語はいまいちという日本からの方々もきっと楽しめると思います。途中、ワールドツアーにも行ったということで、トーキョー、こんばんわ!とかという日本でのコンサートという設定のシーンもあって面白かった!でもなぜかウィキペディアには来日したことがないミュージシャンとなってました。本人が行ったって言ってるのにね。
そしてポップ/ロックスターのミュージカルなので音楽担当はオーケストラではなくバンド。約10名くらいのバンドの中に、なんと日本人女性のお名前を発見!ベース、YUKA TADANOさん、バイオリン、RIEKO KAWABATAさんがミュージシャンとして参加なさっていました!世界最高峰のブロードウェイミュージカルの音楽担当に2名も日本人のミュージシャンが入ってるなんてすごくない?私は大感激!そして、舞台の装置でバンドもステージ上に出てくるので、お二人のお姿を見て、本当にうれしかった、ありがとう!
GO!GIRLS!ますますのご活躍を応援しています!
最後は全員一斉にわーっと立ってスタンディングオベーション!ニューヨークのお客様は結構厳しいので、いろんなコンサートやショウでも、こんなに全員がスタンディングオベーションするなんて珍しいのです。あっという間の2時間半、本当にいいものを見せていただき恥ずかしながら号泣してる私。このミュージカルを作り出したクリエイティブチームの方への賞賛と、すばらしい音楽と歌を表現して下さった俳優さんとミュージシャンの方々に心からのブラボーでした!
ブロードウェイでは、終演後ステージドアのところで出待ちをすると、プレイビルと呼ばれるパンフレットにサインをもらえたり、俳優さんがよければ一緒に写真を撮っていただけるようなありがたいシステムがあるのです。
私は今回はページさんとお二人の日本人ミュージシャンに会いたいなと思って待っていたのですがお会いできず、残念でしたが、この日の主役、ニールダイアモンドさん役のウィル・スウェンソンさんが出てこられました。
ステージ上では、主役をはっているだけにとっても大きく見えて、カリスマ的なミュージシャンでどぎつい感じだったのですが、舞台を降りると普通のやさしいお兄さんみたいな感じでびっくり。まるでつきものが取れたというか、憑依が取れたというか、なんか役者さんってほんとにすごいなーと思いました。
新年早々、すばらしい舞台を見せていただきラッキーです!ありがとうございます!