祝!バードランド再オープン
ミッドタウンにあるバードランドというジャズクラブが7/1に再オープンしました。私はまんまと前日に自転車で転んでけがしたのと、7/1(木)のセットはソールドアウトになっていたので、7/2(金)のセカンドセットに行ってきました。久々にこのネオンを見るのもうれしい!
クラブ内はほぼ満席。最初はバードランドのオーナーのGianniさんからの皆さんやスタッフの方々へのお礼のメッセージ。ほんと昨年のロックダウンからの15か月は長かったよね、こんな日が迎えられて本当にうれしい。
オープニングアクトは今をときめくエメットコーエンさんのトリオ。今回はバーを予約して、9:30PMからのセカンドセットだったのだけど、家を出るのが遅くなってしまい、しまった出遅れたと思っていたのだけど、私を待ってくれていたかのように、ステージが見やすい1席だけ開いていてラッキー!以前小曽根さんとゲイリーバートンさんのファイナルツアーの時に通いまくったので、この席が私にとってはお財布にもやさしくて見やすいいい席だと知っているのでした。カバーチャージはバーもテーブルも変わらず$30、テーブルは$20のフード&ドリンクミニマムチャージが必要ですが、バーは1ドリンクミニマムで今日はOKでラッキー!
ララバイオブバードランドという曲で始まり、お客さんもおおーっと引き込まれます。エメットさんの演奏スモールズのジャムセッションで一曲ストライド奏法の演奏聞いてすごいな~と思っていたけど、今回フルセットじっくり聞いて、繊細なタッチだったりほんといろんなタイプの演奏ができる才能ある人だよねと、ほえ~。
今回のトリオ、Youtubeでも一緒に演奏なさっているベースはラッセルホールさん、ドラムはカイルプールさん。二人とも若き素晴らしいミュージシャンです。次はどう出るかと、演奏を見ていてとにかく楽しい!
彼らはYoutubeでEmmet's Placeという自宅からのライブ配信をもう56週やったということで要チェック。この間のPride Celebrationという特集なんか、シンガーがみんな歌がうまくてどびっくりでしたわ。
おばさんシンガーの私でも、若い才能あふれる人に、よかったですと声かけちゃおうかな~と思い、エメットさんと話したい人の列に並んでいたのですが、私の番が来て声をかけた瞬間、知り合いの方が横からヘイ!と割り込んでその場で買ったレコード(バイナルというんだけど、レコードも販売していて)へのサインをお願いしてきたので、なんだか・・・という感じですっかり気おくれしてしまい、そのままもういいやと帰ってきてしまいました。
先月の私の強気ぶりはどこにいったのやら。こんなことで気分が下がったり、ひるんでいてはアメリカではサバイブできないのに。スケジュールをみたら、ヨーロッパにツアーに行かれるみたいでしばらくニューヨークでは演奏を見れないみたい。残念。
地下のバードランドシアターも9月にオープンするそうで、ここでギグをするのが私の次の目標ということで、いろいろあるけどめげないぞ~!