お加持のレッスン、心肺の気が落ち込んだ時に

お加持のレッスン、第3章レッスン2 気が落ち込んだとき こちらには、気持ちが落ち込んで気が上がらないことが書かれてありますが、気が上がらない原因は、それだけではありません。
心肺の気が弱くなった時にも、気は上がらないのです。


先回の話、意識がなくなってしまった時などは、心肺が弱ってしまった時です。とにかく気を上げなければいけません。起死回生の、人中に針を入れる前にしたことは、脾経(ひけい)を上げることでした。
今回は、腹結(ふっけつ)のもう少し上、腹哀(ふくあい)に上向きに針を打ちました。左右両方の脾経を上げるようにしました。
それでなんともならなかったので、起死回生の人中に針を打ちました。

このように、気が落ち込んだときというのは、心の問題だけではなく、体の問題でもあります。体が元気になると、心も軽くなりますし、その逆もありますね。

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