金額設定の悩み解消！

1月に我が家にお迎えした苔テラちゃん。

春になり、元気いっぱいぐんぐん成長してきた。
その中の一人の子が特に成長著しく、フタを閉めるのが忍びない状態になった。平ためのドームを逆さにしたようなフタで、それを逆さにすれば若干スペースできる！なのでフタをなんとかできる！でもそうすると器とフタの間に若干の隙間ができてしまい、苔たちは乾燥気味であった。

乾燥したら枯れてしまうと思った私は、本来2〜3週間に一度霧吹きで水やりするところを2、3日に一度のペースでするようになった。

すると、あるときフタをあけて中をのぞきこむと、カビ臭のような匂いがすることに気づいた。
元々こんな匂いしてたっけ？
気になりつつ、世話を続ける。

そんなある日、オオカサゴケ(黄色のキノコの横の子)が、茶色に変色してることに気づいた。
これはおかしい！少し前まで青々としてたのに、やっぱり乾燥が悪かったのか？！と、慌てて苔テラリウムのワークショップをしてくれた苔こっこさんに連絡をとってみた。

茶色になったオオカサゴケのことが気になって写真を送ったら、オオカサゴケよりも気になったのが、白いわたのようなものということであった。それがカビかもしれないとのこと。

もってきてくれたら、無料でメンテナンスしてくれるとのことだった。さらにはもってこれないときのために、これこれこんな風にするといいですよと詳しい処置方法も書いてくれていた。

なんて親切な！！

近いし、私には時間がある。
さっそく今日おじゃましてメンテナンスしてもらってきた。

やっぱり2、3日に一度の水やりがカビを生えさせる原因になったもよう。
茶色くなっていたオオカサゴケ、他にも元気に見えてるけどカビに覆われてしまった苔を取り除いてもらい、新しい苔を入れてくれた。
背の高く伸びていた苔は、チョキンとハサミで切って、植えなおしてくれた。

そんな諸々の処置をしてくれて無料って！！

神さまやん！！

ありがたすぎた。
いや、申し訳ないとすら思った。

新しい苔を入れてくれた分は払いますね！と言ったら、あるので(余ってるので？)大丈夫ですよ〜と笑顔で返された。

私もこんな風でありたい〜！って思った。


前置き長かったが、ここから本題である。

無料であることに大喜びする私。
無料にしてくれる人を神さまだと思う私。

素晴らしいサービスを低料金で受けられることをありがたや〜と喜んでしまう。

私は根っからの貧乏性なのだ。


だから、世の中に出回るお金が入ってくる法則なんて私には無意味なのだ。

お金を好きにならんと、お金は寄ってこーへんとか、お金使う、もらうバンジーとか諸々。

自分が作っているフェルトグッズとか水彩イラストとか金額設定はいまだに一番の悩みで、安すぎる、自己評価が低いと言われることもあれば、一度だけだが、え？そんなにすんの？とか同じものでも全然違った反応が返ってきたりする。


確かに作る時間を考えるとこれぐらいは欲しいかなと思ったりもするけど、じゃあそれでその代金をもらうとき、その値段を伝えるときの自分の気持ちはどうかとゆうと、すごく居心地が悪い。
はたして、そんな金額を自分は出して買うだろうか？？


相手が超お金もちとわかってるときは別笑。
実際、お金がある人には自分が欲しい金額を遠慮なく伝えて、相手はさらに上乗せしてくれたことがある。ありがたやー。

だからって、相手によって毎回値段を変えてはいられへんし、実際相手の懐事情なんてよっぽどじゃないとわからへん。

そうなると、やっぱり自分がもらうときに遠慮なく素直にもらえる金額設定がいいんかなーと思ってきた。少し前までは、もらう怖さを乗り越えるとか、自己評価高め設定チャレンジとか、世間のあれやこれやに私もついのっかってしまってた。

でも、楽ちんがいいからー。
無理せんのがいいからー。
なので、もらうのに気兼ねない金額設定でいいんではー？と。

もしかしたら、そんな中で、気兼ねせん金額がちょっとずつ上がったりもするかもしれんし。そんときはそんときや。

以前、値段を途中であげることは難しいから、最初からちゃんと考えて値段をつけてた方がいいって聞いてなるほどーって納得したけど。でも途中であげたくなったらあげたらいいやーん。

貧乏性設定で再スタート！

地球ちゃんは最初サンキュー39価格の390円やった。さすがに今となってはそれは安すぎると思う。

そんな感じでこれからもきっと、無理せずとも自然にそれは安すぎるからこのぐらいにしようとか自分の基準で決められるようになってくんやと思う。

タイトル写真は、蘇った苔テラちゃん。