#45 ボリビアリサーチトラベルから戻って起業準備してます。
2024年6月25日 martes
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国内外でソーシャルビジネスを展開するボーダレスジャパンの提供する社会起業伴走プログラム「ボーダレスアカデミー」に今年1月から3ヶ月参加し、
メンターの方々からのグサグサと突き刺さる言葉に触発され、居ても立ってもいられずリサーチ渡航を決意してから1週間後にはボリビアの地に立っていた私。人間、本気になれば体が自然と動く、というシンプル。
「今、行かなきゃ!」と体が感じるあの感覚には抗えない。こういう動物的な自分の質は、変えられるとも変えようとも思わない。
みんなでワイワイ!な感じがどうも苦手な私ではあるが、アカデミーの同期の存在にはとても助けられたので、同じ方向を見ながらも違うテーマを持って、雑談できる仲間がいる環境は良いなー、とおもう。「雑談」がポイント。
学校が得意でなかった私が初めて「学校楽しい!」と感じた、スコットランドの美術学校留学時。そこには、それぞれのペースが尊重されつつ、必要なコラボレーションは際限なくできる仕組みがあった。
スタジオに行けば、誰かが自分の制作を進めていて、みんな違うことやってるのに、ある時は制作の悩み相談、お互いの作品についてあーだこーだ話したり、スタジオで飲んで踊って騒ぐだけの時もあったり。ゆるく繋がったり、繋がらなかったり、の隙間がある環境は心地よい。
アカデミーが修了し、はや2ヶ月。ペースメーカーがなくなると急に速度が落ちるナマケモノなわたし。これでは何も進まない!とアウトプットを先に決めて動くべく、ボリビアでの障がい者との協働に向けて、そのスタートを切るための(渡航費用と初期の活動運営費用を募る)クラウドファンディングに挑戦することを決意。その準備になかなか骨を折る日々を過ごし、本日ようやくプロジェクトページが公開されました!!
支援してくださる方への返礼品としてボリビアの障がい者と協働で制作する予定のプロダクト「Tシャツ」「ポーチ」「トートバッグ」の試作に取りかかる。
シルクスクリーン印刷を取り入れたグッズ制作のため、印刷会社さんやアーティストの方、障がい者福祉の事業所にて印刷の制作環境を見させていただく。いろいろ見させてもらった結果、手作業で道具も少なくて済む方法で、自宅にて印刷に励む。太陽光で製版する、という原始的な方法でせっせと版を作成する。きっとボリビアの強烈な太陽光のもとでは露光時間は変わるよ、とボリビア人の元同僚に言われて、なんだか自然と遊んでる感じでいいな、と思った。
小さな失敗を繰り返した後、ようやく製版も問題なくできるようになり、試作の出来に、ニヤニヤする私。自分がほしいものしか売りたくないので、欲しいと思えるものになるまで作り直す。使用しているイラストはボリビアの障がい者が描いたものを使用しています。
おすすめのポーチ。アカデミー内では「Tシャツ」の制作を軸に置いた事業案を作っていたが、アイテムを広げて何が売れるか見て集約していい、とのアドバイスをいただき、手に取りやすいポーチを作ってみた。
YouTubeを見ながら縫製を試みたが、素人感が拭えず、友人に頼むことに。「できないことがあるからつながれるんだよね」という誰かの言葉を思い出した。「できない」万歳!
そうやっていろんな人が巻き込まれていけば必然的に人の輪が広がる、というものか。そういや、スコットランドの最終制作にも、4mの生地をテキスタイル科の友人に頼んで縫ってもらったのを思い出した。
ボリビアでの活動に関して、色々と不透明なことも多いのが実際ですが、まずは決めて動くことからしか始まらないな、と周りの方の力を借りて進めていきます。
みなさんご支援よろしくお願いいたします!
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