浅草で働く人達の胃袋を支えた洋食レストラン、モンブラン。
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
先日、パンのペリカンに行った時に、お昼ご飯を食べに浅草の方まで歩きました。
前回行列が凄くて、諦めた洋食屋さんに再チャレンジです。
平日だったこともあり、空いている。
店の前で躊躇するわたしに構わず、夫はグイグイ中に入っていきます。
外見はわたしにとってスリル満点です。
「テーブルとかメニューとか、椅子とか大丈夫かな?」
不安がよぎります。
夫の好きなお店はわたしと正反対。
古くて、気取ってなくて、量が多くて、子供が好む食べ物が大好きなのです。
お店の中は結構広め。
店内を見回すと、たくさんの色紙が目に飛び込んできます。
もう、スペースないねってくらい飾ってある。
ビックリです。
最近、芸能人のサイン色紙が飾られたお店なんて行ってなかったので、何だかとても新鮮です。
芸能人のサインって、写真が貼ってないと誰のものなのかさっぱり分からないですね笑。
色紙の黄ばみ具合に歴史を感じます。
さて、何を食べよう。
メニューを見ると、どうも売りはハンバーグ。
周りを見渡すと、老いも若きも皆んなハンバーグです。
うーん、美味しそうなんだけど、お腹壊すよね。
体調がイマイチなので、ガツンとしたものを食べると後で痛い目に会います。
あ、カキフライある。
揚げ物だけど、牡蠣は栄養あるので食べておきたいところ。
カキフライをオーダーしました。
「つきだしでーす。」
中々、渋いつきだしがやってきました。
戸惑っていると、隣の席のサラリーマンが
「何だか、飲みたくなっちゃいますよね!」
と言いながら、食べているのは冷奴。
ネギと鰹節が乗っていて美味しそうです。
隣の女性は
「冷奴、めっちゃ美味しい〜。」
なんて言ってます。
何で、わたしたちだけ蒟蒻なのか。
そうこうしているうちに、やって来ました。
カキフライ。
すごい量です。
小ぶりとはいえ、8個も並んでいます。
小さくて、食べやすい。
サックサクです。
夫は
ロシア風ハンバーグ、ご飯大盛りです。
えのきと豆腐のお味噌汁も付いてきます。
ハンバーグはあまりつなぎを使っていないポロポロタイプでした。
しかし、このお店の店員さん。
手際がいいというか、機敏というか動きが早い。
ギュッと詰まったテーブルの間を上手にすり抜けて動いています。
声もよく出ています。
賄いで毎日ハンバーグを食べているのかもしれません。
毎日たくさんのお客さんを待たせずに、回転よく食べてもらうには、かなりの体力と精神力が必要でしょう。
さすが下町です。
同じ東京に住んでいても、場所でこんなに街の雰囲気って変わるものなんですね。
面白い発見でした。
浅草らしい食品サンプル。
レトロですねー。
コンビネーションサラダが気になります。
昭和のサラダって、たいてい白いアスパラがのっていましたね。
おつまみが美味しそう。
メニューの写真を見るのが大好きです。
浅草の人達や、沢山の芸能人の胃袋を支えたモンブラン。
かなりのオーラを放っていました。