手術前日の様子
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
入院2日目です。
昨晩は2時間おきに目が覚めて、眠れたんだか眠れなかったんだかよく分からない状態で朝を迎えました。
シャワーを浴び終わると、麻酔科の先生が明日の手術の説明に来ました。
アレルギーはないか
ぐらついてる歯や治療中の歯はないか
首に異常はないか
皮膚の状態や身体に痛いところはないか
など聞かれます。
手術室まで行くと、まずベットに上がって硬膜外麻酔を入れるそうです。
そうだ、まず痛みをコントロールするための麻酔が背中に入るんだ。
その時の針の痛みはあるんだ。
手術室に入れば、痛いことは何にもないと思っていました。
手術が終わると、すぐ口からガスを抜くので目が覚めるそうです。
何か質問はありますか?
と聞かれますが、特に聞きたいこともないし聞いてしまうと不安を煽るような気持ちになるので、何も聞きませんでした。
昼になると、看護師さんがおへその掃除とお腹周りの剃毛をしにやって来ました。
おへそも毛も綺麗ということで、何にも処置せず。
午後から抗生剤を飲みはじめました。
しばらくすると、点滴の準備。
もうこれが大変で大変で。
血管が細くて、曲がっているらしく中々上手く刺さらず、看護師さんは5人変わり、針は6回刺され、1時間半もかかりました。
途中、腕を温めたりして、左、右と血管を探し回り看護師さんも疲労困憊のようでした。
採血の時も、いつも苦戦するのですが点滴の場合は針が長いので、更に難しいみたいです。
一生懸命、血管を探している看護師さんの手を見ると皆んな肉付きが良くて、血管もぷりぷりしています。
「これは栄養が行き届いてるからね!」
なるほど、体力を使うお仕事はきちんと栄養を取らないと持たないですもんね。
5人目の看護師さんが頑張ってくれたおかげで、何とか針が入りました。
点滴が入ると、お小水が近くなります。
しかも点滴が冷たいので、身体がだんだん冷えて来ます。
雪でただでさえ寒いのに。
夕方には夫に来てもらって、主治医から手術の説明を受けました。
小腸は特に悪くなっている部分はないそうですが、以前に手術した場所が狭くなっているので、そこを広げて、病変が広がった回盲部と結腸を全摘し、小腸と直腸を繋げるんだそうです。
それを腹腔鏡下でするというのだから、凄いですよね。
普段、外来で診察を受けて話していると、のほほーんとしていてそんな神技をするような先生に見えないので、わたしの中ではかなりギャップ萌えです。
コロナ禍で手術前や後の付き添いはダメと聞いていましたが、術後チラリと会うことは出来るそうです。
人数の制限もなく。
会えないと言われれば、仕方ないと諦めるまでですが会えるのであれば、やはり家族には会いたいですよね。
手術の前日に雪が降るなんて、わたしは持っているんでしょうか?
病棟を歩いていると、首から点滴をつけ前屈みになって歩くガリガリに痩せた若い男性と何人かすれ違います。
オペ後なのか、髪の毛は寝癖でぐちゃぐちゃ。
寝巻きもはだけてます。
クローン病の特徴です。
痩せて栄養失調になってしまっているので、足が浮腫んでガンダムのようです。
痛くても辛くても、点滴を引きながら歩かなければならない。
大変です。
わたしも明後日から、点滴を引き引き歩かなければです。
明日の手術が早く終わることを祈ります。
そう言えば、今日は朝から絶食ですが
「お腹すいたー、何か食べたーい。」
という欲がほとんど無く、大人になったなぁと思いました。(いい大人ですけど笑笑)
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