How about you?
えっと、写真はオーストラリアいたときよく食べたお菓子のパッケージだよ。KALDIで買えるみたい。
オーストラリアの英語学校に留学中は、日々の生活の中でどんどん新しい表現を学んでいった。
新しい表現を知ると、すぐにメモを取って繰り返し覚えては、それらを使うチャンスを待つのだ。
一時、仲間同士で"How about you?"(あなたはどうなの?)ってのが流行ってね。
最初に聞いたのはシドニーに住んでた時。オーストラリア人の友達とそれぞれの恋愛事情みたいな話をしていて、「ところで、あなたの方はどうなの?」みたいな流れだったと思う。
そこから、みんなで使い出したのだ。
その後わたしはメルボルンの学校に移った。
そして、コースの初日に会った日本人のN君が、なんか声をかけて聞いてきて、その流れでわたしが"How about you?"って返したのだよ。
そしたら彼、「へっ?なにそれ、どういう意味?聞いたことない。」と言うんで、偉そうに説明してあげた。
それが、よっぽど印象的だったらしく、あれから30年近くたった今も、「あれは全然わからなかった。こいつ何言ってんのかと思ったけど、会社の若い奴らに使ってみたら、けっこうわかるやついるんでビックリしたよ。」などと言ってたのよー。
たまにくるLINEのメッセージにも、やたら"How about you?"って書いてくるのは、よっぽどあの時の衝撃が大かったからかな。
今では外資系医療機器の会社で管理職してるN君のことを「果たして彼は"How about"と"What about"はうまく使い分けてできているんだろうか?」といらぬ心配をしてる。
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