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英語アナウンスを聞いて思う

品川駅で電車を待っていた。
しばらくして、アナウンスが日本語と英語であった。
英語のアナウンスも、今やあちこちで聞くようになり珍しくなくなった。
アナウンスはネイティブ?によるものだったようで、普通に聞きやすい。
「This train will stop at Kawasaki, Yokohama〜」
ん?カワーサ⤴️キ??
「なんで平坦にカワサキと日本語式読みしないのだ?」と思ったのだが、ふとツアー中のある出来事を思い出した。

1週間くらいの団体ツアーで、わたしたちはバスで移動していた。
最初に全体の行程をマイクを使って説明したときのこと。
「東京、京都、大阪、広島…」と順を追って行程を説明。
続けて、現在の首都は東京だが、その前は約1000年に渡り京都が首都であったこと、京都は伝統が残る街でなんたらかんたら説明した。
1番前の席の男性が声を上げた。
「わたしたちはキヨトには行かないのか?」
へっ?さっきから京都の話してるじゃん。
「Yes, we are going to Kyoto!」と言って気づく。
彼にとって京都はキョウトではなく、キヨトなのだ。キョウトは京都として認識されてなかったのだわ!!
それからは、キョウトっていってから、あなたたちはキヨトっていうかもね、と補足するようになった。

そういや、東京オリンピックが決まったときIOCのおじさんは、「トキヨ」って言ってたよね。
だからさ、英語読みで覚えてる固有名詞を日本語式に呼んでも外国人には認識されないのかな。だから、わざわざ駅の名前も英語みたいにいうのかな。
でも、日本に来たら日本式の呼び方覚えて欲しいわ。

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