がまくんとかえるくん
今日はカエルのお話。
右の青カエルと左のヒキガエル、これも英語で言うと違うのよー。
青カエルはfrog, ヒキガエルはtoadなんだな。
『がまくんとかえるくん』って絵本があって、英語のタイトルではfrog and toadになってるの。
何を隠そう、あたくし、以前は熱心なカエラー。
ちょうど添乗員として国内外をまわったり、バックパッカーとしての放浪癖があった頃。
日本国内だけではなく世界中のカエル🐸の小物を集めて眺めては、ニタニタ笑ってました。
中国やエジプトでは石でできたカエル、イタリアではベネチアンガラスのカエル、ベトナムでは木彫りのカエルなどなど、日本の温泉地にもお守りのカエルがよく売ってた。
2003年のある日、アメリカのケンタッキーであった腹話術の大会でイギリスの腹話術師ウェンディ・モーガンさんと再会したのね。
以前の話から、彼女もカエルを集めてるカエラーだったことはわかってた。
そこでウェンディは「わたしのカエルはちゃんと王子様になったのよ。」と同席していたステキなハズバンドを紹介してくれましたのよ。
で、わたしが「わたしのカエルはどれもまだ王子様には変わらないんだけどなあ。」というと、
ウェンディのハズバンドは笑いながら「君はきっと、frogではなくてtoadばかり集めてたんじゃないのかな?toadは王子様にはならないんだよ。」っていったのですよ。
いや、たしかにfrogもたくさん集めてたんだけどな。
そのせいではないけど、わたしのカエル🐸収集はすっかり冷めてしまいましたとさ。
残念ながらウェンディさんは数年前に若くしてこの世を去ってしまわれましたが、今でもカエルを見るとこの時のことを思い出します。
カエルが王子様になる話はグリム童話にあるの。そのせいか、ドイツでは王冠被ったカエルの置物をあちこちで見かけたなあ。
ホントにfrogがわたしの王子様になってくれるんなら、またカエル集めてみようかな、なんて思うんだけど。
too lateでしょうかね。