消滅することを想像している

2020/05/15（金）
朝、ミューズリー。
暑いので窓を開けていると家が冷えてしまったらしく、リビングに暖房が入れられた。絶望したのでわたしのいるところには扇風機をつけてふて寝する。
わたしはちょっと肌寒いくらいが好きなのだ。

昼、ご飯にきのこの醤油炒め、煮もの、らっきょう。
今日のNetflix、『SCOOP!』

マッチョなファンタジーとして観ると楽しい。大根監督のいつものMV感覚もまた。
キャパと「ピンぼけ」をあわせてきたところは好きだった。
リリーフランキーが良い。
ねぽりんぱほりんで特集されていた週刊誌記者たちのことを、思い出す。ナチュラルに下衆で、ほじくることに何も感じていない人たち。身近に知らないだけでこういう人たちはいるし、週刊誌のネタできゃあきゃあ言うわたしたちもその片棒なのだ。

ウォーキング。
日産スタジアムを一周する。ひとり、バレエの練習をする少女がいる。やわらかな体ときりっとした表情がかっこいい。
風が強くて富士山まで見えた。飛行機が一機だけ飛んでいる。あれに何人乗れているんだろう。
日産スタジアムはきちんと整えられているけれど、手入れされるかされないかのぎりぎりまで木々の緑が迫ってきているように見える。わたしの勝手な目線で、失われていく文明の遺跡を見ているような気持ちになれるフィルターがかけられているからだろう。
消えゆくスタジアムの緑の中で、蛍光色のトレーニングウェアに身を包んだ少女の脚の筋肉が美しい。（スタジアムは消えないです）

夜、キャベツたっぷりのお好みそば焼き。

なにか書こうとして、忘れた。