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映画『若い女』の感想を書きたい

夜が朝に近づく頃、ひとの叫び声で目を覚ます。この辺りでは珍しいことではない。木の芽時が近い。これからもっと叫ぶ人が増えるだろう。

2月に観たフランス映画『若い女』も女が叫びながらドアに自分の頭を打ちつけるシーンから始まった。街角で人が叫ぶ、好きではないがわたしはこれに慣れている、そう思いながら主人公を見つめた。

『若い女』というタイトル。
若い女はおしまい。若い女だったわたし。あの男は若い女が好きだった。
『若い女』というフレーズを軸に、観終わってからわたしはいろんなパターンを考えている。

この映画について感想を書こうと思いつつも延ばし延ばしにしているうちに、ラップトップが故障した。スマートフォンから入力するしかない。不思議なもので、スマートフォンは自分の体により近づけて入力するからか、そんなこととってつけた理由だろうけど、まあなぜかスマートフォンで書く文章は近視眼的で、あまり好きではない。でも今はこれしか無いのだから、何とか書くしかない。

どこで目にしたのか『若い女』はコメディだと書いてあったが、それは嘘だ。動物的なところがある主人公が歩いていくストーリー。

横浜のシネマジャック&ベティ。わたしの後ろの席から白ワインの香りが漂う。香りのお相伴にあずかりながら『若い女』に翻弄されていく。
眠くなったので今日はおしまい。

#note映画部

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