#エッセイ
カバンの中のおにぎり
整理整頓が苦手だ。
カバンを貰いがちで、いろんなタイプのカバンがある。
だからいろんなカバンに少しずついろんなものが入っている。リップクリーム、読みかけの文庫本、ウェットティッシュ、飴。
とりあえずは無くても困らない少しずつのものたちが、部屋のあちこちのカバンの中に潜んでいる。
小学3年生の頃だった。
給食があるのに、なぜラップに包んだおにぎりがサブの手提げカバンに入っていたのかは、覚えていな
母たちの、ヨーグルトケーキ
ヨーグルトケーキを習って作ったことがある。
ヨーグルトといえば、わたしが小学生のころに通っていた、学童保育所。学校が終わってから17時過ぎまで、大勢の子どもと過ごした。だいたいの子どもは外遊びが好きなので、近所の公園で探偵(ケイドロ、ドロケイ、ドロジュン、地域によって呼び名が変わると知ったのは大人になってからだ)をしたり、だるまさんがころんだ、ゴムとび、ドッヂボール、とにかく追いかけっこをして遊