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「やりたい」ことで溢れている人は魅力的

僕はグラフィックデザインを学ぶ学科にいたにもかかわらず、「MTVで見るようなPVをつくりたい!」と映像学科に勝手に出入りしたり、「CDジャケットつくりたい!」という理由だけで就職先を探したり、「Flashでガンガン動くポートフォリオサイトをつくりたい!」という思いだけで作ったサイトを転職のときにグラフィックの制作会社の面接で見せて「君がやりたいのはグラフィックデザインでいいんだよね?」と飽きれられたり。

20代前半の頃は「やりたい」という気持ちだけを優先して、後は何も考えないようなアホだった。

今ではデザイナーとして10年以上ものキャリアを築いてきたので、さすがに昔よりはマシになれたかなとは思うが、今でも変わらない部分もある。

それは「やりたい」という衝動には正直でいるということ。
様々な仕事を通じて実感したことだけど、「やりたい」という気持ちは、自分だけでなく周りの人たちの気持ちをも引き上げる。だから僕は「やりたい」という自分の気持ちには、できるだけ正直でいたいと思うし、もっとたくさんの「やりたい」に出会いたいと思っている。

ただ、若い頃よりも知識や経験値があるので、勝手に予測が働いてモノゴトを反射的にフィルタリングして「やりたい」と思えたかもしれないことをスルーしてるかもしれないので、そうならないように能動的に自分から「やりたい」を探すようにしている。

「noteに毎日、記事を書く」というチャレンジも、その一環である。

記事を毎日書くようになると、おのずとモノゴトへのアンテナの立たせ具合もよくなるし、何気ない会話からも思考を巡らせるようにもなる。そして得た気づきや考えたことを文章にすることで、自分の興味が明確になったり、新しい気づきをまた得たりと、毎日記事を書くことは僕にとって「やりたいこと発見器」のような役割を担ってくれている。

いくつになっても「やりたい」ことで溢れている人は魅力的だ。
将来「あなたのおじいちゃんって、とっても魅力的な人だね!」と孫の友達から言われるような「やりたい」ことだらけのおじいちゃんになれるようにがんばろう。

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Atsushi Sekigawa
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