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Web記事使った勉強法を、新卒1年目のWebディレクターに教えた話

僕の会社のディレクターは「営業兼ディレクター」。デザイナーやエンジニアなどの制作業務を経験したことがない人もディレクターとして採用します。新卒にしても同様です。ちょうど僕の斜向かいの席に座っている新卒1年目のWebディレクターもその一人。

今日も、新卒1年目のディレクターが先輩ディレクターにいろいろと質問や相談をしていました。
「この子もあと数日で2年目になるのかぁ。一年早いなぁ」とぼんやり二人の会話を聞いていると、新卒1年目の子がこんなことを言っていました。

わからない言語を検索してWeb記事読んでも、その記事にまた別の知らない言語が出てきちゃうから、結局知りたいことが理解できなくなっちゃうんですよねw

……WHY JAPANESE FRESHMAN!!

と心の中でかるく叫びつつ、彼をこのままにしとくのは良くないと思ったので、Web記事を使った勉強法をチャットで送りました。(実際はもっと雑)

・・・
(ここからがチャットで送った内容)

Web記事を読むときのフローとルール 

毎朝出社したらWeb記事を2つ読む
[技術系・デザイン系・マーケティング系・解析系など]

■ (わからない単語・技術にぶち当たる)

すぐググる(調べる)
[すぐ調べられなければ、チャットやタスク管理appとかに入れておいて、忘れないように自動でリマインドされるようにしておくといいかも]

調べたことをエディタとかに書き残す
[その際、内容のコピペは禁止。自分なりに考えて文字におこすことで知識になり、人に説明できるようになる。]

記事を読む

[ repeat ]

慣れてきたら、書いた内容を隔週とかで、調べたことに関連する職種の社員にチャットで送ってチェックしてもらうと、より知識も深まってくるし、学んでる姿をエンジニアやデザイナーに見せることにもなるので、可愛がってもらえやすい。
チャットグループとかをつくってやるのもいいかもしれない。

最初から人に見せる前提でやると、内容をコピペしたくなっちゃうから、フローとルールを習慣にできてきたら、セカンドステージとして各職種の先輩にチェックしてもらう項目をフローに加えるのがいいかも。

「Web記事を読む」という行為ひとつとっても、フローやルールをつくることで「Web記事を読む」だけじゃなくて、ちゃんと知識にできる。

覚えなきゃいけない知識って、本人が本当に覚えたいわけじゃない場合もあるから「強制的に勉強させられるフローとルール」を自分で作っちゃった方が楽だし、没頭できるから、成果も出やすいよ。

キャリアを積んでも、検索する力と説明する力は問われる力なので、今のうちからトレーニングしておくと良いと思うよ。

(ここまでがチャットで送った内容)
・・・

最初の頃は調べた内容が「点」としての知識にしかなっていなかったとしても、続けていくうちに、急にたくさんの「点」が繋がり出して、これまで理解できていなかったことが理解できるようになり、デザイナーやエンジニアとのコミュニケーションも取りやすくなるし、クライアントからも頼りになる存在として認識してもらえるようになります。

フローとルールを必ず守り継続する(改善はあり)

これが一番大事で難しい。

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Atsushi Sekigawa
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