【バケモン】寺崎浩平がわかる(その1)
お疲れ様です、あつたです!
いやー、日が長くなってきましたね🌞
これを書いてる18時過ぎ、外はきれいな夕焼けです。
この週末は
NETFLIXで映画「STAND BY ME」をみたり
高校時代の親友とオンライン飲み会をしたりと
昔をなつかしんでしまうイベントが続いたのもあり
ノスタルジックな気分になっちゃいますね。
僕の地元は滋賀県で
びわこ競輪場が運営していたころは
近くの高校に通っていました。
当時まったく競輪に興味はなく
前を通ると、なんかにぎやかだなーくらいの感覚だったんですが
いま思うと、1度くらい足を運んでおきたかったな。
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それはさておき
今日フィーチャーするレースは
さきほど、2020年5月10日に名古屋競輪でおこなわれた中京スポ杯ST一宮CTCカップ(F1)最終日決勝戦11R。
↑レース映像はWinTicket会員じゃなくても見られるから見てみてね
先に言っておくと、今回のレースみても
競輪のことはあんま理解深まらないと思います😅
わかるのは
今年デビューの寺崎浩平選手(117期・福井)がバケモンってことだけ。
速いだけじゃなくて、巧い!!
以前の記事ラインがわかる(その2)にて
強い選手が”フタ”をされることがあると書きました。
今回の4番(青)寺崎浩平選手も
2番(黒)雨谷一樹選手と5番(黄)佐藤龍二選手に”フタ”をされ
ラスト1周半の鐘が鳴るまで動きを封じられていました。
しかし、こんなことでは抑え込めないのが寺崎でした。
鐘がなったと同時にトリッキーな動き。
2番(黒)の内側にスイッ…と潜り込むように加速します。
2番(黒)は慌てて内側を封じると
虚を突かれた5番(黄)は加速が遅れ
2番(黒)と5番(黄)の間にスキマが生じ、
見事、2番(黒)の後ろにポジション取ることができた4番(青)寺崎選手👏巧い!
そしてここからはとにかく強かった💨💨
しばらく2番(黒)雨谷選手を追走した4番(青)寺崎選手でしたが
最終2コーナー付近からまくり開始!
正直、それいける!?って距離でしたが
まくりきっちゃいましたね👀
ラスト半周のタイムを上がりタイムっていうんですが
このレースの寺崎の上がりタイムは10.8秒!!
昨年8月に名古屋競輪でおこなわれたオールスター競輪(G1)で
S級S班やS級1班のトップクラス選手”だらけ”のレースでの上がりタイムが
よくて10.7秒 ~ 10.8秒だったので
このバケモン度が分かるのではないでしょうか…
しかも寺崎の場合
2コーナー付近からちょい長めの距離を自力で走ってこれなので…。
御見それしました<(_ _)>
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競輪学校を飛び級で卒業したと思ったら
寺崎選手はこれでデビュー以降9大会連続優勝🏆
27走して1着を取れなかったレースは1つだけ
という正真正銘のバケモンですが、
彼の走りについて、競輪ファンから賛否あるのも事実。
「自分に付いているラインは完全無視」「自分のことしか考えていないレースだ!」というのが”否”の意見。
ただ僕はいまの寺崎選手が大好きです。
ほとんどのレースで断トツ1着を勝ち取る新星
最後方から全速まくりで前団を一気に飲み込むその光景
見てて超おもしろいじゃないですか。
これぞスポーツがファンの心をつかむ”エンターテインメント性”。
枠にとらわれない選手が誕生したとき
これまでのファンはより熱を帯び
波及した熱は新たなファンを生むのではないでしょうか?
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【バケモン】寺崎浩平がわかる(その1)おわり。
それでは!