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産後セックスレスはいつから解消できるようになるのか?
こんにちは。
産後セックスレスという言葉がありますが、ホルモンの働きの考えると産後に一時的なセックスレスになるのは当然です。
世界中のほとんどの人間が通る道ですので、「自分はそうならない」と思っていると、後から辛い思いをします。
また、実際に産後セックスレス真っ只中の方は、「今の状況は当たり前なんだ」とリラックスし、気にしすぎずに、ゆっくりと妻との距離を詰めてくことをおすすめします。
産後セックスレス解消の方法は、「【実体験】子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」にすべて詰め込んでいます。
ですが、このnoteは執筆に一年かけたため、8万字以上の大作となっています。
今日は、その中から「産後セックスレスの解消はいつから始めるべきなのか?」をピックアップして書こうと思います。
妻との産後セックスレスに苦しんでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
産後の女性のホルモンはどうなっているのか?
まず、産後の女性のホルモンがどのような状態になっているのさ、これを知ることが重要です。
女性は子供を産む時に、骨盤が思いっきり開きます。そして、骨盤が開くときにオキシトシンが分泌されるようにできています。
オキシトシンは子供をかわいいと思えるようになるホルモンで、このホルモンのおかげで人類は育児放棄せずに、子供を育てることができるわけです。
いわば、自然が作り出した人類存続のためのプログラムとも呼びます。
出産の瞬間、女性はオキシトシンざ大量に分泌されます。
その後、授乳をしてる最中もオキシトシンは分泌されます。
また、赤ちゃんと接している間も、オキシトシンが分泌され続けます。
オキシトシンには副作用があり、他の人間に対して排他的になってしまいます。
なぜ排他的になるかというと、子供に危険が及ばないよう、子供にとって有害であると判断したものに対して、強い拒絶反応を示すようになるからです。
そして、産後女性の1番近くにいる他の人間と言えば、それはぼくたち夫です。
そのため、夫が育児に前向きでないと、妻は夫に対して強い拒絶感、ひどい場合は嫌悪感を抱くようになります。
自分の子供にとって有害であると、そのように夫のことを判断する可能性が高くなるのです。
また、母乳の分泌を促すためにプロラクチンというホルモンが分泌されますが、このホルモンには副作用があり、ぼくら男にとっては悲劇的なことですが、女性は性欲が全くなくなります。
授乳をしている限りセックスはできない
つまり、女性は授乳をしている間は性欲が全くないのです。
そのため、その期間はどうしてもセックスレスになってしまいます。
ぼくら男にとっては、これは辛い期間ではありますが、ホルモンの影響である以上、どうしても避けることができません。
子供が生まれてセックスレスになってしまったと嘆く人が多いですが、あなたの妻が授乳をしている間は、セックスはどうしてもすることはできません。
この期間は、妻とのセックスはしばらくお預けにして、妻の体が産前と同じ状態に戻るまで、家事や育児を積極的に行うことをおすすめします。
授乳をしている期間は、人によってまちまちですが、短い人で3ヶ月程度、長い人で半年程度の方もいるでしょう。
早く卒乳してほしいと、男として思ってしまいますが、そこは女性が判断するところでもありますので、妻の意見を尊重しながら、子供の卒乳のタイミングが見計らった方がいいです。
早くしろとせっついてしまうと、妻との夫婦関係に亀裂が入ってしまいますので、妻の意見を極力尊重するようにしましょう。
子どもの世話に夢中になっている限りセックスはできない
また、授乳が終わり、プロラクチンの分泌が終わったとしても、すぐにセックスができるようになるわけではありません。
妻が子供と接している限り、オキシトシンと言うホルモンは分泌され続け、まるで子供と恋に落ちてるような感覚に陥ります。
そのため、女性は子供と接している間は大人の男性とのセックスに対して興味を失うこと傾向が強いです。
特に日本の場合は、子供と一緒に寝る習慣がある人が多いですので、朝も昼も夜も子供のことばかり考えるようになってしまいます。
そのため子供の世話に夢中になっている期間が長くなり、夫とのセックスレス期間がどんどん伸びていってしまう傾向があります。
妻が子供の世話に夢中になっている限り、オキシトシンは分泌され続けますので、そのためセックスをしなくとも、女性は心が満たされるようになります。
これがいいか悪いかと言うと、判断がつかないところではありますが、子供にとっては良いのでしょう。
ですが、夫にとっては、妻とのセックスレス期間がどんどん伸びていくわけで、一概にこのままで良いとは言えないところがあります。
ではどうしたらいいのか?
それについて詳しく見ていきましょう。
妻を「母」であることから解放しよう
妻が子供の世話に夢中になり、自分とのセックスに全く興味を失ってしまった。
この問題を解決するには、妻が母であること、母であるという意識から解放する必要があります。
妻が、母であることを日々の生活が感じている限り、あなたと男女の関係にまた戻ろうという気には積極的になりません。
子供の世話、毎日の家事、そういった母としての行動が、妻を女性であると言う意識から遠ざけてしまうのです。
子供の朝ご飯を作り、子供の洋服を着替えさせ、保育園の準備を一緒にし、保育園に送り、そして仕事が終わり、保育園に迎えに行き、夕飯を作り食べさせ、一緒に遊び、絵本を読み、寝かしつける。
そして、それら全てが終わった後はくたくたになっていて、洗い物と洗濯をよろよろになりながらして、ベッドに倒れこむ。
そんな毎日を送っていれば、とてもセクシーな気分ににはなりません。
毎日の生活が、自分自身を女から遠ざけ、セックスへの興味をどんどん失わせてしまうのです。
妻を母であることから解放すれば、女であることへの意識を強めることができます。
例えば、簡単な話ですが、家事の時間を短縮する。
ただそれだけでも効果があります。
今は時短家電がたくさんありますので、食洗機や洗濯乾燥機、ホットクックやヘルシオといった時短家電を活用して、家事の時間を極力減らすようにしましょう。
うちの場合は、ホットクック、ヘルシオ、洗濯乾燥機、ルンバの全てを活用して、妻の家事時間を大幅に短縮させています。
また、子供の面倒を見ている限りは、母であることをどうしても意識してしまうので、子供の相手も自分がなるべくやるようにしましょう。
保育園の送り迎えができればした方が良いですし、できなければ家で子供と一緒に遊んだり、平日に子供の相手をすることが難しければ、土日は朝から朝ごはんを作ってあげて、子供の着替えや出かける準備や、お風呂に一緒に入ったり、そういったことをできるだけ夫がやることによって、妻の負担が減り、母であることへの意識を薄めることができます。
妻を「妻」であることから解放しよう
次に妻を妻であることから解放しましょう。
これはどういうことかというと、簡単に言えば毎日の食事だったり、洗濯だったり、そういった妻としてのやるべきこと、そういったことを出来る限り夫である自分自身が受け持つようにするのです。
そうすることによって、家庭内の負担が減り、夫妻という関係から、自分たちを切り離し、男と女としてお互いを意識するための準備を整えることができます。
毎日の些細な家事の連続が、妻を女であると言う意識から遠ざけ、心の中に無意識のうちに妻であるという意識を植え付けさせてしまうのです。
妻が仕事をしていない場合は、趣味の時間を増やし、できればその趣味がビジネスに結びつくよう、趣味の拡大を広げる手伝いをしてあげることをおすすめします。
趣味が単なる消費である場合、心からドキドキワクワクする経験はそこまでありません。
趣味なので楽しいといえば楽しいですが、心から新鮮な気持ちになり、テストステロンが分泌されるような環境になるためには、その趣味がドンドンと広がり、その分野では特殊した存在となり、ビジネスとして確立するようになることが理想です。
テストステロンは性欲に直結したホルモンですので、分泌されればされるほど、妻のセックスへの興味が強くなっていきます。
自分自身の存在を、家庭の中でのみ感じるのではなく、大きな社会の中で自分の存在を感じることによって、妻であることから解放され、1人の人間として、1人の女として、自分自身を意識することができるようになります。
その時、家庭の中に収まっていた時とは比べ物にならないレベルの新鮮な体験をすることができるようになります。
新鮮な体験はテストステロンを分泌させますので、ぜひ奥さんを外へ外へと、出してあげるような手伝いをしてあげてみてください。
まとめると、授乳が終わり、妻が趣味や仕事に打ち込めるようになったタイミングが、セックスレス解消のもっともいいタイミングです。
そのタイミングで、妻の世界を広げる手助けをしてあげましょう。
詳しくは、この記事にまとめていますので、合わせてどうぞ。
それでは今日はこの辺で。
今日もあなたとあなたのパートナーにとって、いい一日になりますように。
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