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悩み事は「妻との幸せ」という軸で解決する
こんにちは
子どもが生まれると、いろいろと悩みごとって増えますよね。
ちょっとした小さいことから、大きいことまで。
小さいことでいうと、例えば明日の朝ごはんはなににしようかなとか、部屋の片付けはいつしようかなとか。
大きいことで言えば、子どもがこれから生まれるなら、育休を取ろうかなとか
残業の多い仕事だけどやりがいもあって、だけど子どもが生まれるしどうしようかなとか。
ぼくも長男次男が生まれるタイミングや、三男が生まれるタイミングでは仕事や育休で悩みましたが
正直なところ、三男が生まれるまでは、ぼくは小さな判断を繰り返すなかで、妻との関係はどんどん悪くなっていました。
思えば、それは、なにかを決断する際の判断「軸」の問題だったのかなと思っています。
※この文章は最後の「日記」以外は無料で読めます。このマガジンでは産後の夫婦関係改善方法、ぼく個人の日記(子どもがいる人は参考になるかも。家事育児の様子や生活のなかでの気づきなど)を書いています。いただいたお金は夫婦関係改善方法の研究(書籍代など)に使わせていただきます。
双子育児でも育たなかった「妻との幸せ」という軸
ぼくらの最初の子どもたちは、男の子の双子でした。
噂には聞いていましたが、子育ての大変さは壮絶で、夜泣きの対応で夜の9時から朝の5時まで、ずっと双子を交互に抱っこしていたのを今でもよく覚えています。
夜中に長男や次男を抱いて、廊下をいったりきたり、時々走ったりしてました。
なかなか泣き止まないときは、山崎まさよしのOne more time, One more chanceを情感たっぷりに歌っていました。(なぜか泣き止むのです)
それなりに育児はしていたつもり(妻もよくやってくれていたと言っています)でしたが、「妻と向き合う」ことはできていませんでした。
子どもたちの世話と、自分自身の辛さには向き合っていましたが、妻が抱える辛さをきちんと受け止めたり、なんとかしようと考えて、生活を変えたりなど、そういったことはできませんでした。
おそらく、自分自身の辛さから逃げたかったのだと思います。
それから、妻の大変さも理解できていなかったのだと思います。
だから、ぼくは双子が生まれたすぐあとに、1週間の海外社員旅行に出かけてしまったり
その翌年の社員旅行では、あまりの楽しさに妻への連絡回数が減ってしまい、妻のInstagramからブロックされました。
ぼくは、日々の辛さから逃げたかったのだと思います。
妻は逃げることができないにも関わらず。
それから
“妻や子どもたちを気遣いながら” やりたいことをやる
ということは、できないものだと思っていたのかもしれません。
なにかをするときは、1人でやらないとなにもできないと思っていたのかもしれません。
ぼくにとっての幸せは、ぼくだけのものであり、「妻との幸せ」ではなかったのかもしれません。
”妻と一緒”に幸せを作っていく。
妻と一緒に幸せを味わう。
そういうことを考えられるようになったのは、三男が生まれてからでした。
これの原因は、ぼく自身の自己肯定感の問題だったのかもしれません。
当時は今よりも給料は低く、業界を変えて収入アップを図りたいと焦っていたり、取引先の大企業の人間と自分を比べて落ち込んだりしていました。
三男が生まれる前に、転職を2回し、希望の会社に入ることができ、収入を上げることができました。
まだ三男が生まれておらず、長男次男が小さかった頃は、まだまだ自分自身の人生がままならず、不満が多かったため、妻の人生までケアすることができなかったのかもしれません。
自分の人生を建設的に前に進めていけているという実感、自分のことを自分が好きであるという自己肯定感。
それらがなければ、人のことを気にする余裕を作ることは難しいのかもしれないと、ちょっと感じています。
「妻との幸せ」という判断軸で考える
希望の収入が得られ(三男が生まれたので、もうちょっとなんとかしないとですが)、自分が目指す未来もなんとなく見えてきた今では
自分の幸せだけで物事は判断せず、「妻との幸せ」という軸で考えるように、自然としています。
最初は意識しないとできませんでしたが、徐々に空気を吸うように自然とできるようになってきました。
「妻にとっての幸せ」を考え、そして、それが「ぼくら2人にとっての幸せ」にもなっているかを考える。
子どもたちのこともありますので、子どもが関わることについては、「妻とぼく」そして「子どもたち」にとって、幸せなことであるか?
という軸で考えるようにしています。
ですが、大きな軸は「妻の幸せ」です。
結局、妻が幸せでないと、ぼくは幸せを感じられないし、子どもたちも何かを察知して、様子がおかしくなりますので。
「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」の著者である黒川伊保子さんが、なにかの本で書いていたのですが
黒川さんが確か10代のころ、母とケンカをし、父を味方につけようと「ママがこんなこというんだよ、ひどくない」(すみません、記憶があいまいですが、確かこのような趣旨だったかと)と父に言いつけたところ
「この家はママが幸せになるためにあるんだ!」
と怒られたというエピソードがありました。
ぼくは、これがすごく頭に残っていて、黒川さんは(ここまで言ってもらえる母は幸せものだ。父は立派だ。私もこういう風に丸ごと愛してくれる男性と出会いたい)と思ったそうです。
黒川さんのお父様にとっては、「妻の幸せ」が判断軸だったわけですね。
ただ、こういう軸があると、何かを決めるときに決めやすいし、妻との関係もよくなるわけで、いいことが多いと思うんです。
自分が我慢してばかりだと辛くなるので、ぼくは「妻(と)の幸せ」で考えるようにしていますが。
男性もぼくのように鬱っぽくなってしまいますので。
それから、かつてのぼくのように、自分自身の人生をもっと向上させたい(収入を増やしたい、転職したい、やりたい仕事をしたいなどなど)場合は
1人でがんばっても辛いだけですから、妻と一緒に話し合いながら、夫婦というチームで乗り越えていけばいいかなと思います。
ぼくは自分で勝手に抱え込んで、1人で勝手にうんうん悩んでいましたが、(それで妻に心配をかけたり、勘違いをさせてしまったりしたことがたくさんあります)
個人的なキャリアの話であっても、誰かと話をすると、話を整理することができるし、思ってもみなかったようなアドバイスがもらえたりもします。
「うちの妻の場合、意見が合わなくて・・・」
という場合は、意識をすり合わせる行動をすることで、ちょっとずつお互いの考えを理解してもらいやすくなったりします。
同じコンテンツ(本とか、今ならVoicyとかの音声配信)を読んだり聴いたりしていると、だんだんと価値観が似てくるんですよね。
うちの場合は、スマホのKindleアプリを共有して、同じ本を読んだりしています。あと、Voicyも気になったパーソナリティや、気になった話を伝えあったりしています。
妻との関係で悩んでいる方の参考に、少しでもなれば幸いです。
1/19(火)の日記
6時に起きてnoeを30分ほど書く。
ここで根を詰めると疲れてしまって、朝ごはんからの保育園送り(妻が送ってくれる)の時間がめちゃくちゃ疲れるので、もうちょっと書こうかなというところで止めている。
7時ちょっと前に長男次男が起きてきたので、一緒にリビングに降りて、朝ごはんを用意する。
昨日のカレーを温めて、スクランブルエッグを作る。
スクランブルエッグは小学生の頃に、母から作り方を教えてもらい、それ以来、得意料理(料理と呼べるほどのものか分からないけれど)となった。
泡立て器で念入りにかき混ぜて、低温でゆっくり炒める(温めるイメージの方が近い)と、高級ホテルの朝ごはんみたいにとろとろになる。
母は中火で炒めて、その後に火を止めて余熱で仕上げていたが、ぼくは最初は中火で炒めて、トロッとしてきたら弱火にして、その後かき回し続けて、固まらないように注意して仕上げる。
時間があれば、弱火でずっと温める。そうすると余分な水分が飛んで、ねっとりとした深い味になる。
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