”悲しみを正しく抱える”ことが、夫婦関係だけでなく親子関係も改善させる
夫や妻と(本音でコミュニケーションが取れないな……)と、感じたことはないですか?
思っていることをちゃんと伝えられないな。なんだかガマンしてばかりだなって。
もしかしたら、その原因は「悲しみを正しく抱えられていないから」かもしれません。
人は辛いことがあったときに、それを忘れようとしますよね。あまりに悲しい出来事をずっと覚えておくのは辛いですもんね。
忘れるということは、悲しみを自分とわけて考えるということです。
自分のなかにその悲しみを受け入れずに、自分と切り離してとらえているんです。
まるでその悲しみをなかったかのように扱っているということですね。
すると夫や妻とのコミュニケーションも、感情をふくまないものに変わっていき、いつしか怒りや悲しみを押し殺したものに変わっていきますよね。
業務連絡のような夫婦の会話があたりまえになると、夫や妻の感情を無視したコミュニケーションをお互いに取るようになっていきます。
なぜなら、ふたりが”悲しみという感情の居場所”をどこにも与えていないからです。
自分自身も悲しみの居場所を作れておらず、相手に対しても、悲しみの感情の居場所はおろか、そういった感情の存在すらも認めていないからです。
それがふたりのコミュニケーションを、固く冷たいものへと変えていくんです。
逆に、自分が感じる悲しみをきちんと自分が受け止め、それを自分のなかに受け入れることができれば、悲しみの存在を認められるようになります。
すると、パートナーに対しても同じことができるようになり、パートナーも自分も心理的に安定するようになるんです。
そして、その影響は、子どもの心理的な発達にも大きな影響を及ぼすと言われています。
”悲しみを正しく抱える”とはどういうことか?
悲しみを正しく抱えると、夫婦関係にどういった変化が生まれるのか?
そして、子どもの発達にどういった影響が出るのか?
ポッドキャスト「アツの夫婦関係学ラジオ」で詳しくお話しします。
■アツの夫婦関係学ラジオ
#431 悲しみを正しく”抱える”ことが夫婦・親子問題を解決させる
※「アツの夫婦関係学ラジオ」は毎週月曜木曜の朝5時配信です。