家事、育児、夫婦関係、仕事、副業のバランスはどうすれば取れるのか?
ぼくは毎週月曜日にポッドキャストを更新し、同じく毎週金曜日にニュースレターを更新してます。たまにお昼にオンラインで夫婦関係の相談に乗っています。(次回11/4配信のポッドキャストは事情があってお休みするけど)
昼間は仕事(通勤時間は片道1時間半)があって、家に帰れば(主に妻がやってくれてるけど)家事と元気すぎる3人の子供たち(全員男の子)の相手もするわけです。
自分でもよくやってるなと思うけど、本当はもっとやりたいことがたくさんあって、なかなか思うようには進まないんですよね。
とはいえ、こんな生活を4〜5年続けてます。
仕事、副業、家事、育児、妻との時間。
この5つのバランスを取るのはめっちゃ大変で、色々失敗してきました。
今回のニュースレターでは、ぼくがこれらのバランス調整においてどんな失敗をしてきたか、どうやって少しは楽になってきたのかについて書こうと思います。
この記事では副業以外の部分を載せています。全文読みたいなと思った方は以下リンクからニュースレター登録お願いします。無料です。
仕事のバランスは「量と質」を調整する
家庭も仕事も副業も、そして妻も大切にしたいなら、仕事の時間と質を調整する必要があります。
ぼくは帰る時間を決めて、そのデッドラインに向けて仕事の内容を組み立てています。
たとえば、17時に会社を出るなら「今日終わらせる仕事」さえ終われば帰れるわけです。
なので、「今日終わらせる"べき"仕事」を出社してすぐにノートにまとめるんです。
終わらせた方がいい仕事じゃなくて、終わらせるべき仕事です。
あれもこれもできないので、絶対にその日じゃないとダメな案件だけをリストアップします。
ただ、気をつけた方がいいのは「突発案件」です。
ぼくはあれもこれもやっておきたい(というか自分はできるはず!という謎の思い込み)という気持ちからリストが大量になり、その日に突然降ってくる「突発案件」も降り積もり、結局会社を出る時間が遅くなることが何度もあったんです。
毎日じゃないけど、急に差し込まれる「今日中案件」ってありますよね?
この見積もりどうなってるの?すぐ確認して!
この案件の進捗どうなってるの?午前中に教えて!
トラブル起こりました!全員集合!
とかですね。
こうなると、その日に終わらせるべき仕事が終わらなくて結局帰るのが遅くなります。
こんなことがしょっちゅうあったんです。しかも、そんな日に限って「今日じゃなくてもいい仕事」に取り組んでたりするんですよね。
なので、突発案件が降ってくる(だいたいお昼前あたりにくる)前に「今日やるべき仕事」を終わらせるように変えました。
午前中が理想だけど、15時くらいまでには終わらせておいて、あとは突発案件だけ対応するようにしています。
上の子が0〜3歳頃までは朝6時に会社に行き、ゆっくりとのぼる朝日を横目に6時から8時の間に"やるべき"仕事を終わらせていました。
ただ、下の子が生まれてからは家庭のタスクが増えたこともあって鬱気味になっちゃたんですよね……。
今はそこまで無理はしてなくて、業務時間内だけで仕事を終わらせてます。それに朝早く家を出ると朝の家事がなにもできなくて妻に負担かけるし、ぼくの体力も持たないですから。
話を戻して、早く仕事を終わらせるためにはやる"べき"仕事は少ない方がいいので、できるだけリストは絞っています。3個から5個くらいです。
あと、効率化しないと普段の仕事も終わらないので、メールのリレーも減らして電話で要件済ませるとか、返信不要なメールには返事しないとか、zoomミーティング活用するとか、そもそもCCメールは読まないとかもしてます。
自分宛のメールだけ別フォルダにして、それだけ対応しています。すると1日に何百件もメールが来るのに自分宛のメールは50件とかなんですよね。
あと、これやらなくても仕事回るよね?という作業は無視してました。結果が出ればいいわけで、その途中のステップが不要ならやらなくてもなんとかなりますから。
だけど、きちっとしてる人から突っ込まれると面倒なので、その時はちょこちょこ対応してます。
今は引き継ぎのタイミングなので、色々突っ込まれてます……。
特にCCメールのなかには大事なメールも紛れ込んでるので、社内イベントの存在をぼくだけ知らなかったとか、色々ミスもやらかしてます。
ただ、それでも(まわりの助けも借りながら)なんとかなってるので、大丈夫かなあと思うんですよね。
あと、17時までに帰る!と決めると自然とムダな作業が見えてくるんですよね。それを削ってなんとかしてました。
妻が怒りっぽくなったら家事バランスの調整タイミング
ぼくら夫婦はお互いに疲れないために、家事の分担バランス調整を何度も重ねてきました。
ぼくがフルタイム勤務、妻が午前勤務なので、ぼくが朝の家事(朝ごはん作り、食器洗い)をして、妻が夕方以降の家事(夕飯作り、洗濯物干したり取り込んだり)で、なんとなくわかれています。
ただ、うちは子どもが3人いるので上の子たちの習いごとの送迎や下の子の保育園の送迎など、育児にかかわる妻への負担が高くなりがちです。
なので、妻が疲れていたら分担割合を変えるようにしてます。朝の洗濯をぼくがしたりとか。
あと、土曜日の午前中は妻にとってはプチ大掃除タイムになっていて、その時に妻が洗面所を掃除し、ぼくがトイレ掃除したりしてます。
土曜午前のプチ大掃除タイムの話は、ぼくも最近知ったばかりなんですよね。
土曜になると妻がやたら掃除に力入れてるなと思ってたんですが、妻にとってはその時間は集中的に掃除をする時間だったようです。
こういうことは他にもありそうなので、家事をスムーズにするために、もっと定期的に話をする時間を作った方がいいなと感じてます。
さっきの「妻の疲れ」の話にも関係するんですが、子どもたちの成長の変化によって家事の内容も変わるんですよね。
だけど、日常はゆっくり進むから、いままでと同じ家事バランスだと疲れになかなか気づかなかったりするんです。
うちの場合、妻が疲れて怒りやすくなってきたら、(あ、家事バランス変えるタイミングだ)と思うようにしてます。もっと早く気づければいいんですけどね。
そのタイミングに気づけなかったり、妻も自分から言い出せなくて、お互いに気持ちがすれ違って不機嫌になることが何度もあったんです……。
相手の行動の理由を考えたり、定期的に家事について話し合うことは、あたりまえだけどやっぱり大切ですよね。
最近やってないけど、夫婦会議ノートをもっと活用しようと思ってます。
子どもの成長にともなって、育児バランスを調整する
うちは妻が子どもたちの送迎を全部やり、子どもたちの宿題のチェックもやってくれているので、育児負担のバランスはかなり妻にかたよっています。
これ、何度か話し合うなかでなんとなく合意してることなんですが、さっきの話と同じで子どもたちの成長にしたがって育児内容も変わってきますよね。
たとえば、今年から上の子たちが平日に水泳を習い出したので、下の子の保育園のお迎え、水泳の送りと迎えという3つのタスクが妻に発生しました。
と、同時に夕飯作りもタスクとしてあります。
かなり負担がかかるので、その曜日はできるだけぼくが在宅ワークをして、水泳の迎えに行ったりしてます。
仕事が忙しいと毎回は行けないのですが、こういった「子どもの成長にともなう育児分担の調整」はその都度やっていく必要があるなあって感じてます。
妻と会話をする時間を作らなかったら、こういった変化に気づけなかったはず。
妻はぼくが家に帰ったらこれを話そうと決めていることがあるみたいで、家に帰ると色々と話をしてくれるんです。
その話のなかにこういった「子どもの成長にともなう分担バランスの調整」が隠されていることが多いんです。
だから、できるだけ妻の話を聞くようにしてますし、話をする時間を意識的に作ろうとしてます。
「今日はどうだった?」と声をかけるとか、意外にささいなことが会話のきっかけになったりしてます。
すべての基礎になる「妻との時間」のバランス調整
ぼくにとって「妻との時間」の調整はなによりも大事です。ここがおろそかになるとすべてが狂うからです。
妻との会話が減ると何を考えているかわからなくなって、夫婦喧嘩を改善する時間も作れないし、どんどん距離が広がっていきます。
ぼくにとって、仕事、家事、育児、副業、これらすべては妻との時間という土台の上に成り立っています。
妻との関係が悪くなると、どれもこれもスムーズにできなくなりますから。
だから、ぼくは妻と会話する時間の枠をぼくは抑えています。
朝起きたとき、朝ごはん食べるとき、2人が出勤するとき、夕飯を食べるとき、週末に2人で飲むとき、寝るとき。
これらは「妻との会話の時間」と、ぼくのなかでは定義しています。
だから、朝の家事はやるし、なるべく早く家に帰るわけです。
妻との会話によって、家のなかのこと(子どもたちのメンタルとか、学校や近所のイベントとか)が知れるから家事育児がやりやすくなる。
妻との会話によって、妻の体調がわかり、仕事や家事育児や副業へのバランス調整もしやすくなる。
妻との会話によって、ぼくの気持ちも柔らかくなりメンタルが安定する。
いいことしかないですよね。
だけど、ぼくの仕事が忙しいと妻は遠慮してあまりわがままを言わないんですよね。すると、帰りが遅くなり会話が減っていって、お互いの気持ちがわからなくなっちゃうんです。
さらに、家のことがわからなくなってぼくの家事育児の実が下がったりもします。
見当違いな家事をしたり、学校の行事や子どもの通院日を把握してなかったりとか。これは(今もあるけど)よくありました。
次は副業のバランス調整です。
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