妻との恋愛感情をまた求める気持ちの正体とは？
こんにちは。
結婚して、子どもができると、どうしても女性は子ども中心の生活になります。
子どもができるまでは、妻からの愛情を感じることが何度もあり、「恋愛」と呼ばれる感情を、妻との間に感じることがありましたよね。
でも、今はどうでしょう？
あなたの妻が仕事をしているなら、仕事と家事と育児に翻弄され、あなた自身との強いつながりは、昔のようなものとは変わってしまっていないでしょうか？
あなたの妻の頭の中は、子どもでいっぱいで、あなたを恋愛対象として見れていないのではないでしょうか？
あなたもそのことにうっすらと気づいてはいるけれど、気づかぬフリをしていないでしょうか？
今日は、そんなあなたに向けて、「妻との恋愛感情を再び求めること」が意味することについて書きたいと思います。
恋愛感情はホルモンバランス異常がもたらす幻
人が恋に落ちるとき、フェニルエチルアミンという神経伝達物質が脳内に分泌されます。
フェニルエチルアミン（通称PEA）によって、人は恋に落ちますが、残念ながら、PEAは同じ相手には３〜４年で効果が切れます。
つまり、人間は、同じ相手に恋愛感情を4年以上持てないようになっているんです。
妻と出会ったばかりの頃、結婚したばかりの頃、きっと毎日が夢のように楽しかったはずです。
なにをやっても楽しくて、なにもかもが新鮮で、彼女とならいつまでも一緒にいられる。
きっと、そう思ったはずです。
ぼくも思っていました。
この症状は、コカイン中毒者にも見られます。
なぜなら、恋に落ちることで、ドーパミンとアドレナリンが大量に分泌されているからです。
このように、恋愛自体は、ぼくらの脳が作り出した幻なわけです。
それでも、ぼくらは、その幻をどうしても追い続けてしまいます。
ドーパミンとアドレナリンが分泌された状態というのは、快感を感じているということです。
コカイン中毒者が、白い粉を鼻から吸うことをやめられないように、僕らもかつての、妻との恋愛によって生じた心の高揚を、また求めているわけです。
妻への恋愛渇望＝心の高揚への渇望
つまり、あなたは、妻との恋愛関係を求めているのではなく、「心の高揚」によるドーパミンとアドレナリンの分泌を求めている可能性が高いということです。
つまり、「ワクワク」や「ドキドキ」が、今の生活に足りないということです。
結婚して、子どももできて、ある程度大きくなって、育児は妻がメインで見てくれている。
社内での今後の自分の立場もなんとなく先が見えてきた。
仕事に家事に育児に頑張ってきたせいか、趣味と呼べる趣味もない。
このような状態では、ワクワクできる機会はそうそうありません。
ぼくもそうでした。
「趣味はなんですか？」と聞かれて、なんと答えたらいいのか分からなくて、「趣味って・・・なにを意味するんでしょう？」と聞き返してしまったくらいです。
やるべきことはいっぱいあるけれど、「やりたいこと」がすぐに浮かびますか？
もし、やりたいことがすぐに浮かばないのなら、あなたは心から夢中になれるものを求めているんです。
ぼくもそうですが、子供が生まれるまでは仕事に夢中になっていたけれど、子どもができると、男も育児中心の生活になります。
出世のために遅く残るんじゃなくて、子どもの世話のために早く家に帰るようになります。
出張も極力行かないようになり、同僚との飲み会も、会社の公式な飲み会（新年会や忘年会）も、だんだんと行かなくなります。
すると、なにが起こるか？
家と会社の往復だけになるんですよね。
そうすると、経験できる体験のバリエーションがガクッと減るんですよ。
新しい体験をしないと、ドーパミンが分泌されず、さらにテストステロン（男性ホルモン）の分泌も減り、徐々に元気のない中年になっていきます。
ぼくもこうなっていた時期があります。
テストステロンに関しては、この2冊が詳しいので、詳しく知りたい人にはおすすめです。
なんでもいいので、やりたかったことを時間を作ってやることが、あなたが元気になるきっかけになります。
さらに言うなら、それは消費することではなく、創造（なにかを作る）ことだと、よりいいです。
自分が手を動かして、何かを作ることは頭をかなり使うことになりますし、自分がすべてをコントロールできるので、日頃のストレスがスッと消えていきます。
料理、ブログ執筆、note執筆、夫婦関係のカウンセリング
これらが、今のぼくにとっては、最大のストレス発散になっています。
他にもやりたいことがあるので、ちょっとずつ時間を作って、「やりたいことをやる」という行動を増やしていこうと思っています。
妻と心が通っていない寂しさをどう埋めるか
ここで、最初の課題に戻りますが、妻と自分の間に流れる感情に、もはや「恋愛感情」を見つけることができない。
この問題は、先ほども書いたように「自分がやりたいことをやる」ことで、ほぼ解消されます。
自分が何かに夢中になることで、ドーパミンとアドレナリンが分泌され、「心の高揚」を求める気持ちは、ある程度解消されるからです。
ですが、それとは別に、妻との関係が良くないと、妻とコミュニケーションを取るたびに、辛い思いをします。
心が通い合っていないような感情を、妻と話すたびに感じていては、辛いだけですからね。
できれば、妻には、あなたがなにを考えていて、なにに悩んでいて、これからなにをしたいのかを、定期的に伝えた方がいいです。
そうすることで、あなたの妻が、あなたの最大の味方になってくれるからです。
あなたの妻があなたの味方になり、あなたを応援してくれるようになれば、妻との間に流れる不快な空気はなくなります。
あなたとあなたの妻は、心が通うようになるはずです。
それから、夫婦二人だけの会話が少ないケースが、かなり多いです。
平日は仕事で、朝早く出かけ、夜遅く帰っていると、会話のタイミングはなかなかないし、土日は子どもの相手で忙しいので、意図的に夫婦の会話の時間を作らないと、気づいたら全然会話してない！なんてことになってしまうんです。
一日あたり何分会話をしているか計算してみると、思ったより少なくてびっくりすると思います。
また、夫婦でのハグやキスを習慣化すると、寂しさを紛らせることができます。
では、今日はこの辺で！
今日も、あなたとあなたのパートナーにとって、いい日になりますように。
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