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見えてなかった妻の"トイレ掃除ルーティン"

夫婦での家事分担、うまくいっていますか?

僕は半年前にトイレ掃除をめぐって妻と揉めたことがありまして、簡単そうでちょっと難しいですよね。

うまく分担したはずなのに揉めたりとかあるあるです。

なぜ、こんなことが起こるのか?

その理由は「家事分担の前提条件となる要素」があることかなと思っています。

見えてなかった妻のトイレ掃除ルーティン

妻には毎週土曜日に洗面所とトイレを掃除するというルーティンがあるんです。でも、その事実にぼくが気づいたのはなんと半年前でした。

結婚して14年、子どもが生まれて10年が経つ中で、妻がそのルーティンを作ったのはずっと前のことだと思います。でも、それに全然気づいてなかったんですよね。

いつも妻が土曜日に洗面所やトイレを頑張って掃除しているのを見て、「なんかやってるな」と遠くからぼんやり眺めていたんです。たまに「俺もやるよ」と手伝うこともあったんですが、それが彼女にとってのルーティンだとは全く理解していませんでした。

ぼくがその間、他の家事をしていたり、ゆっくりしていたりするので、妻は次第に不満を募らせていったようです。そりゃそうですよね。

ある日、妻がすごく不満そうな顔をしていたので理由を聞いてみたら、「毎週土曜日の洗面所とトイレ掃除を自分だけがやっている」ということに不満を感じているとのことでした。

しかし、ぼくはそのルーティンが妻にとって「決められたもの」であることを知らなかったので、彼女が掃除している間に別の家事をしていたわけです。

気づいた後の変化

毎週土曜のトイレ掃除がルーティンであることを認識してから、ぼくもトイレ掃除をするようになりました。具体的には、妻が洗面所を掃除している間に、ぼくが1階と2階のトイレを掃除するという「ルール」を決めたのです。

このルールを定めると、家事分担がぐっと楽になったんです。

でも、この件の背景には「ぼくが妻のルーティンに気づけなかった」という大きな課題があったんですよね。

妻は日々の中で「決められたルーティン」をこなしていた。ぼくはそれに気づけなかった。妻は「決められたルーティン」を僕に共有できなかった。

その非共有からくる僕らの不一致感に、妻は無意識の不満を感じていたわけです。

つまり、僕らのトイレ問題の根本原因は、お互いのニーズをシェアできてなかったってことです。夫婦間コミュニケーションの課題ですね。

家事分担(シェア)の前提条件

要は、家事分担をスムーズに行うためには、夫婦が以下のような前提条件を整える必要があると思うのです。

  • お互いのニーズを理解する

  • 自分のニーズをうまく言葉にして相手に伝える

  • 相手のニーズを理解しようとする姿勢を持つ

昨日、家事シェア研究家の三木智有さんとVoicyコラボ配信をさせていただき、その中で、「家事シェア」と「夫婦関係学」は深く繋がっているなあと感じたんです。

夫婦がお互いに満足ある家事シェアを実現するためにはし、情緒的に繋がっていることが大切なんだと。

もし、「夫婦間の家事シェアがうまくいっていない」と感じているなら、その根底には夫婦間の葛藤があるのかもしれませんね。

少しでも参考になれば幸いです。

三木さんとのコラボ配信回はこちらです。ぜひ、聴かれてみてください。
Voicyは毎日平日配信しています。


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