妻から好かれる5つの行動原則
こんにちは。
今回は、
「え?ちょっと、うちの旦那やるじゃん」
と、妻が思ってくれる5つの行動原則を書きますね。
「旦那使えない」的な発言がリアルでもネットでも飛び交ってますが、この5つの原則を抑えれば、誰でも、妻から頼られる「イケダン(イケてる旦那)」になれます。
妻の次回行動を予測し先回りする
家事や育児はやることがたくさんあります。
たくさんあるのに、1つ1つのアクションがいくつも細分化されています。
例えば、「旦那使えない発言」に頻繁に登場するゴミ出し問題を取り上げてみましょう。
ゴミ出しというアクションは、以下のように細分化されます。
1. 各部屋からゴミを集める
2. 各部屋のゴミ箱に使っているビニール袋を新品に取り替える
3. 集めたゴミを1つの大きなゴミ袋に詰める
4. ゴム袋の予備が減っていれば買い物リストに追加する
5. ゴミ袋をゴミ捨て場に捨てる
ですが、最終工程である「5. ゴミ袋をゴミ捨て場に捨てる」という工程しか、うちの旦那はやらない!という嘆きを、そこら中で聞きますよね。
すべての工程を頭からすべて行うことで、それぞれの工程の重要さが分かるようになります。
なので、家事はいったん最初からすべてやってみましょう。
初めは失敗もありますが、それをやることで、何をすべきなのかが、自分の体験として理解できるようになります。
そうすると、妻が各部屋からゴミを集めているのを見たときに
(次は、新しいビニール袋をゴミ箱にセットする工程だ)
と、頭で理解して、体で行動を取れるようになります。
これをグルグル回して、なんどもやっていくうちに、自然とすべての工程を体が自然に取れるようになります。
そして、他のアクションにも応用ができます。
例えば、赤ちゃんのオムツ替え(うんちバージョン)というアクションを細分化してみましょう。
1. お尻拭き、新しいオムツ、オムツ替えシートを用意する
2. オムツを脱がせる
3. お尻をお尻拭きで拭く
4. 新しいオムツを穿かせる
5. ズボンを穿かせる
6. うんちをトイレに流す
7. オムツをたたみ、小さいビニール袋に入れ口をしばる
8. それをオムツ専用ゴミ箱に捨てる
9. 手を洗う
なんと、9つの工程に別れています!
これを、頭からすべて自分でなんどもやることで、それぞれの項目の重要性がわかり、流れを体に染み込ませることができます。
すると、妻がオムツ替えをするというときに、お尻拭き、オムツ替えシート、新しいオムツを、自分がサッと用意することができるようになります。
また、工程2まで妻がやっていた場合に、「あとは自分がやるよ」と言い、残りの工程をすべて請け負うこともできるようになります。
また、「食事の用意」というアクションも細分化できますし、家庭におけるすべてのアクションは細分化できます。
それぞれのアクションを細分化し、体に覚えさせることで、妻が今行なっている行動が、工程のどこに位置するかを理解し、次の工程のための最適な手助けが行えるようになります。
そうなれば、「うちの旦那、気が利かない」なんて、言われなくなりますよ。
詳しくはこちらの記事にまとめました。
もっとも妻が求めている行動を取る
日々の行動を細分化し、それぞれの細分化行動を理解体得し、今の一瞬の妻の動きの先をサポートすることは重要ですが、1つ1つのアクションにおいて、どの行動を、妻があなたに求めているかを知る必要があります。
もし、あなたが朝ごはんを毎日用意してあげても、妻としては、自分で自分が食べたいものを作りたいと思っているかもしれない。
もし、あなたが早く家に帰って、子どもたちと遊んであげたとしても、妻としては、夜寝る前に子どもたちを興奮させて欲しくないと思っているかもしれない。
あなたが良かれと思ってやっていても、実は妻としては求めていないということもあります。
もちろん、妻を支えるために家事育児を積極的にやることはいいことなんですが、重要なことは、妻と話し合いの上、妻がもっとも求めていることを重点に行動すべきということです。
そのためには、定期的な話し合いの場が必要になります。
平日は子どもの相手があるので、妻も疲れているので、休日の夜に話し合うのがおすすめです。
話してみると、妻が求めていることが、こちらの思っている内容と違っていることがありました。
(あー、そういうことをやって欲しかったのか)
という気づきがいくつもあるんですよね。
聞いてみないとわからないものですね。
良かれと思ってやっていても、実は逆効果だったなんてことも結構ありました。
それに、妻としては(色々やってもらっているから、「逆に迷惑」というのもちょっと言いづらい・・・)という気持ちがあって、そういう「言えないストレス」も溜まって行くんですよね。
(妻が喜ぶ)サプライズをたまに実行する
恋愛にはドーパミンとアドレナリンの分泌が必要です。
結婚して数年経つと、新鮮さが薄れ、3年ほど経つと、特定の相手に恋に落ちる時に分泌されるフェニルエチルアミンという神経伝達物質の効果も切れてしまいます。
そのため、長い夫婦関係を継続させるためには、たまのサプライズが必要になってきます。
そして、それは、妻にとって嬉しいサプライズである必要があります。
ついつい相手が喜ぶだろうと、独りよがりなサプライズを考えてしまいがちですが、相手が本当に喜ぶものが何かを見定める必要があります。
何もだいそれたことをやる必要はないのですが、意外性があると、より良いです。
例えば、バレンタインに妻にチョコレートを贈るとか。
バレンタインと言えば、女性が男性にチョコレートをあげる日というのが常識になっていますが、その逆をするだけでも喜ばれます。
うちは、それ以外に妻が疲れてそうな時に、コンビニスイーツを買って帰ったり、出張がある場合は、駅で新発売の美味しそうなお菓子を買って帰っています。
うちの妻の場合は、目新しい洒落たお菓子が好きで、疲れた育児の合間にそれを食べるのが、一日の小さな喜びになっているのですが、人によってなにが嬉しいかはバラバラだと思います。
お菓子を買って帰っても喜ばない女性もいますので、あなたの妻はなにをして欲しいのか、やはり普段の会話の中で、それを探る必要があります。
妻の言葉にひたすら共感する
女性の言葉に共感するというのは、本当に重要で、女性は共感されるだけでストレスがグッと減る脳の作りになっています。
この本が詳しいので、妻との関係に悩まれている方は、ぜひ読んでみてください。
逆に、男性は共感したりされたりすると、ストレスが増える脳の仕組みになっています。
だから、ぼくは男性と話すのが好きじゃないんですよね。
自分の話ばかりして、相手の話をほとんど聞いていないことが多いので。
説明を何度もしても、自分の目線からしか話を理解しようとしない人が、男性には多いです。
そういうわけで、男性には共感力に優れた人が少ないです。
これは、逆にチャンスでもあります。
女性は常に共感してくれる人を求めていますので、あなたが話をちゃんと聞いて、相槌を打つ人ならば、それだけ大きな価値があります。
自分のプライドはいったん外においておき、妻の話に徹底的に共感しましょう。
特に働いている女性の場合は、仕事でのグチもあるので、ここを徹底的に拾ってあげないと、妻が浮気をしやすくなります。
浮気をしている既婚女性の話を聞いていると、例外なく、夫が妻の話をきちんと聞いていなかったり、お説教が多かったりします。
育休中であっても、ママ友とのやりとりでモヤっとすることがあったり、子育てで悩んでいることもあるので、妻に「今日はどうだった?なにかあった?」と聞くことで、妻の話を引き出し、その話に共感をする癖をつけるのがおすすめです。
毎日、そういう質問をすることをルーティン化すれば習慣にできますので、ちょっと意識してみてください。
他の旦那がやらないことをやる
これは、今まで書いた上の4つができていれば、自然とできるようになります。
人間は狩猟時代から脳の仕組みが変わっていないので、「共感性に乏しい」というのはデフォルトの仕組みなんです。
野生動物に襲われそうな時に、怖がっている仲間の気持ちに共感していては生き延びられませんし、獲物を巡って争う時に相手の気持ちを考えていては、争いに勝てません。
男の脳は、進化のために、生き延びるために「共感性に乏しい」状態になっているんです。
だからこそ、あなたが共感性を意識するだけで、他の男性と差別化することができるんです。
職場などで、既婚女性が旦那のグチを言っていたり、ネットで夫のグチを見かけたら、その逆の行動を取るだけで、妻から好意的に受け取られるようになります。
(うちの旦那は他と違う)
というのも、妻にとっては特別感の1つです。
女性は「えこひいき」が好きな生き物です。
「自分だからしてくれる」「自分だけにしてくれる」
こういった特別感を感じたいと、女性は思っています。
注目を自分だけに集めることによって、自分と子供が生き延びるための資源を手に入れることが有利になるからです。
これは狩猟時代の話ですが、現代でも脳の仕組みは変わっていません。
他の旦那がやらないことをやる。
ちょっと意識するだけで、妻の態度は大きく変わりますので、ぜひ試してみてください。
それでは、今日はこの辺で。
今日があなたとあなたのパートナーにとって、いい一日になりますように。
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