夫婦の価値観が試されたゴールデンウィーク。嘔吐、発熱、アレルギー反応の日々を振り返る。
みなさん、ゴールデンウィークはどんな風に過ごされました?
ぼくらは三男の嘔吐から始まり、三男のアレルギー反応で締めくくるというびっくりウィークでした。
楽しい思い出ももちろんありますが、長期連休は夫婦それぞれの価値観があらわれ、自分たちの絆が試されるなあと感じてます。
あって当たり前の価値観の違いを乗り越えるには、トラブル続出の長期連休はまさにうってつけだと思うんです。(渦中にいる時はめっちゃしんどいけど)
今回はゴールデンウィーク中に起こったぼくら夫婦間の意見の違いと、それに対してどう向かい合ったのかについて書こうと思います。
◇
連休初日の朝、リビングに行くとポリ手袋をした妻が床を拭いていました。
びっくりしてなにがあったか尋ねると、5歳の三男が嘔吐し、発熱したとのこと。
ぼくらは翌日から友達家族とグループキャンプに行く予定でした。
もし、感染症だったらキャンセルするしかありませんし、そうでなくても熱が上がっている状態でキャンプになんていけないですよね。
こんなことは過去何度かあるんですよね。
楽しみにしてた旅行前夜に子供が発熱してキャンセルになるプランは、ぼくら夫婦が旅行前にもっとも恐れていることの一つです。
こないだも大阪城と姫路城への旅行前夜に次男が発熱し、当日の朝になっても熱が下がらず泣く泣く断念しました。
次男が体温計を脇に挟まず測り、「ほら熱ないよ?」と計測詐欺(34.5度だった)を働いたのはいい思い出です。
もしや今回も…!
朝から嘔吐の処理をこなしていた妻はさっそくプランBを提案。
「あっちゃんと長男次男だけで(キャンプに)行くのはどう?」
妻がいない旅行なんて、色彩が失われ白黒になっちゃった蜷川実花の作品くらいつまりません。
行き渋るぼくを見て、妻はプランCを提案。
「じゃあ、あたしが長男次男を連れてくから、テントの張り方を教えて欲しい」
テント張りはずっとぼくがメインでやっていたので、妻は手順を知りません。YouTubeの説明動画を見ながら教えましたが、まだぼくの気持ちはそこまで落ち着いておらず、タイムを要求。
「どうするかはもうちょっと考えさせて欲しい。(まだ頭が混乱してるから)三男を病院に連れて行き、明日の朝の様子を見て最終ジャッジはどうだろう?」
もし、三男の熱が下がらないならぼくと三男が残ることには同意するが、それはプランCであってプランA(熱が下がり全員キャンプ参加)はまだ残しておいて欲しいと、伝えました。
家族全員が参加できないならキャンセルも考えたんですが、長男次男が楽しみにしてたし、友達家族がテント張りを手伝ってくれると言ってくれてたんですよね。
夜20時に病院に三男を連れて行き、溶連菌ではなく(妻は溶連菌を疑い、必ず検査をするようぼくに言い伝えていた)ただの風邪ということで一安心。
翌朝、奇跡的に三男の熱は下がり、無事にキャンプに行くことができました。
しかし!
トラブルは旅行後にも起こりました。
◇
連休最終日、ぼくらは近所の縄文遺跡に遊びに行く予定でした。ぼくら家族は歴史フリークで、近場の遺跡巡りが趣味なのです。
時間は行きの車の中で起こりました。アーモンドクッキーを食べてしまった三男に蕁麻疹が発生!顔と身体中にボツボツが出始めました。
かゆい!かゆい!と赤いボツボツだらけの三男を抱え、ぼくらは軽くパニックに。
2歳の頃にナッツ系の軽いアレルギーがあることは確認してたのですが、4歳になった頃に治っていたんです。今回は体力が弱っていたことと摂取量が多かったことが問題だったようです。
口の中も痛いと言い出し、喉が腫れて呼吸困難になると大変!ということで、たまたま通りかかった病院に入り、緊急外来で診てもらうことに。
蕁麻疹は徐々に消えましたが、症状が二つ以上出てるので(蕁麻疹と腹痛)筋肉注射の話が医師から出ました。筋肉注射ってめっちゃ痛いことで有名ですよね。
だけど、症状がそこまで重くないので注射はせずに自宅で様子を診てはどうかと提案され、ぼくも注射を嫌がる三男が暴れ回る未来が出たのでホッと一安心。
ですが、妻がおもむろに「バシッと打ってくれないか」と医師に直談判を始めました。なぜ?やめて。
妻の話を聞くと、症状が安定するかどうかはわからないし、注射する時は暴れるだろうけど一瞬で終わるのだから「バシッと」打って欲しいとのこと。
ただ、医師の話を聞く限りそこまで重篤化してないので、ぼくは(バシッと打たんといて、やめてその交渉、あきらめてー)と心の中だけで祈っていました。
ここで強く反対意見を申し出ると揉めるし、妻の気持ちも理解できたからです。あとから大変な思いするなら、今少しだけ大変な思いをした方がいいですからね。
「そんな症状重くないし、ひどくなりそうなら家の近くの病院に連れていこう」
ということでなんとか意見は合い、自宅に帰り、蕁麻疹がまた出始めたので近くの病院に妻が連れて行き、今朝は元気にお兄ちゃんたちとマイクラで遊んで、普通に登園していきました。
そんなこんなで、ぼくらのゴールデンウィークは過ぎ去ったわけですが、家族トラブルが多発する長期連休って、夫婦の絆が試されますよね。
トラブルに対する考え方が異なるし、子供と過ごす経験の絶対数が違うぼくと妻では意見がバシバシ異なってきます。
でも、そんな時こそお互いを知るチャンスだと思うんですよね。いまだに「ぼくは妻のことをよくわかってないな」と感じることがあるんです。
妻のことは全部わかってると思い込みやすいんだけど、そんなことはないと自分に言い聞かせながら、妻の感情に対して好奇心を持って接することが(なんでそんなに筋肉注射打ちたいん?)、価値観の違いを乗り越えるのには有効なのかなって思っています。
みなさんはどんなゴールデンウィークを過ごされました?よろしかったら教えてください。
この話はポッドキャスト「アツの夫婦関係学ラジオ」でもお話ししています。通勤や家事のおともにぜひ。
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