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子どもが生まれて妻とのつながりが切れてしまったあなたに送る、夫婦関係改善方法
このnoteは
・子どもが生まれてから妻がセックスを嫌がる
・妻とセックスをしたいけど断られる
・どうやって妻とセックスをしたらいいのか分からない
・妻から男として見られていないように感じる
といった男性向けに、「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、また妻とセックスができるようになる方法」を、詳しく説明したものです。
ぼく自身、上の子どもが3歳になるまではセックスレスになっていましたが、なんとかセックスレスを解消し、自然に3人目が生まれました。
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いまでは、3人兄弟で毎日楽しく遊んでいます。
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セックスレスを解消するにあたって、いろいろな本を読みましたが、抽象的な話が多く、しかも、セックスレスを克服した男性による実体験の話は少なく、実践的なものは1つもありませんでした。
子どもが生まれ、セックスに興味をなくしてしまった妻に、ぼくら夫はどう対応すればいいのか?
どうやって、妻のセックスへの興味を回復させ、満足できる性生活を送ることができるのか?
既婚男性の性の悩みを解決するような本がないため、自分で書くことにしました。
ぼくと同じよう悩みにぶつかって、密かに悩んでいる人がきっといると思います。
そんな方のために、ぼく自身がセックスレスを解消するために行動していくなかで見つけた「産後の妻とのセックスレス解消方法」を、noteで公開します。
あまりにプライベートであり、あまりに赤裸々な内容のため、後半部分は有料パートになっています。
理論のエビデンスとして、進化人類学者ヘレン・フィッシャーの著作と、世界的に有名なセックスセラピストであるエステル・ペレルの著作を活用させていただいています。
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ヘレン・フィッシャー博士(進化人類学者)
出典:TED
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エステル・ペレル(心理療法士・セックスセラピスト)
出典:TED
両名の著作は、夫婦関係やセックスレスを考える際に、大いに役立ちました。
また、「妻のトリセツ」で有名な、黒川伊保子さんの著作も参考にさせていただいています。
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感性リサーチ代表取締役社長 黒川伊保子
出典:黒川伊保子オフィシャルサイト
ぼくは、セックスレスが解消できてから、進化人類学に出会いましたが、セックスレスを解消するにあたり、進化人類学の知識は必ず必要になってきます。
実際に、ぼく自身のセックスレス解消のための行動を振り返って見ると、進化人類学的に当てはまる法則がいくつもありました。
ですが、それは「夫婦のセックスレス」という現象を理解するための知識であって、直接的な解決方法ではありません。
それから、脳科学者である池谷裕二さんの著作「パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学」は、父親の育児について考えるきっかけになりました。
これから、妻とのセックスレスを解消しようとする方は、本文でご紹介する本をぜひ読んでみてください。
このnoteと、ご紹介する本を読むことで、このnoteに書かれている内容をより理解できるようになります。
はじめに
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日本家族計画協会の調査によると、日本の夫婦のセックスレスの割合は年々増えており、2014年段階では44.6%に達しています。
日本の夫婦の約半分がセックスレスということです。
多いなと思いますが、自分がセックスレスになり、なぜ人はセックスレスになるのかを進化人類学の観点から考えると、むしろ人はセックスレスになってあたりまえだと感じるようになりました。
セックスレスにならない夫婦の方がおかしいのです。
なぜ、セックスレスになるのが当然なのかは、この後詳しくご説明しますが、まずはセックスレスを解消するにはどうすればいいのかをご説明します。
結論から書きます。
妻とのセックスレスを解消する手順は、この5つです。
1. 産後の女性の体の変化について理解する
2. 妻を「妻」や「母」であることから解放する
3. 妻に「女」であることを感じさせる
4. 自信をつけて妻にアプローチする
5. 焦らずゆっくりセックスレスを解消させる
ぼくが妻とのセックスレスを解消した当時は、この手順を意識していたわけではありませんが、今思い返すとこの順番通りに行動をしていたことに気づきました。
これから、妻とのセックスレスを解消する方のために、ぼくの経験談を交えながら、セックスレスを解消するための方法を順番に説明していきます。
まずは、産後の女性の体がどのように変化しているのかを理解します。
なぜ、あなたの妻は、セックスする気にならないのか?
産後の女性の体の仕組みと、ホルモンの変化を正しく理解すれば、その答えはおのずと見えてきます。
また、進化人類学のアプローチからも、あなたの妻が、子どもを産んだ後になぜセックスに興味をなくしたかを説明します。
次に、家事と育児に追いかけまわされ、疲れ果てている妻を、「妻」であること、「母」であることから解放します。
ここが重要で、妻の現状の負担を減らさない限り、セックスレスは解消できません。
なぜ、妻を「妻」であること、「母」であることから解放しなければならないのか?
それは、セックスの象徴である「自由と自主性」、家庭の象徴である「義務」、これらの相反性がキーワードになります。
どのように、妻を「妻」であること、「母」であることから解放するのか?
後半で、詳しく説明します。
妻を「妻」であること、「母」であることから解放したら、次は、妻に「女」を感じさせる必要があります。
義務感に圧迫される家庭から妻を脱出させ、限りなく広がる自由を妻に味わせ、自主性を取り戻すことで、セクシャルな気持ちをよみがえらせます。
どのようにして、妻に「女」を感じさせるのか?
こちらも、後半で詳しく説明します。
また、妻に「女」を感じさせるだけでなく、妻との間に意図的に距離を設けることで、関係がマンネリ化している主な原因である「過度な一体感」を取り除きます。
「家族になっちゃったから、もうセックスできない。」
こういったセリフを、何度も聞いたことがありますよね。
妻との間に空白を設けることで、この問題は解決できます。
どのようにして、マンネリ化した関係を刺激あるものに変えられるのか?
これも後半で詳しく説明します。
こういった準備が整っても、妻をセックスに誘えなければセックスはできません。
いったんセックスから離れてしまった妻とセックスするには、自然に任せるのではなく
妻が「セックスしてもいいかも」と思うように、うまくセックスに誘わなければなりません。
自然とセックスができるよう待っているだけでは、残念ながらセックスレスは解消できません。
産後の妻とのセックスレスを解消するには、正しい知識と正しい努力が必要になります。
人を含むすべての霊長類のメスは、堂々としたオスに惹かれます。
あなたが自分の外見や中身を磨き、自分に自信をつけることで、はじめて堂々と妻をセックスに誘えるようになります。
外見を磨くことが重要なのではなく、自分に男としての自信がついたことで、妻に優しく接したり、上手にセックスに誘導できるようになることが重要なのです。
それから、産後すぐの女性の体と心は、セックスがすぐにできるようになっていません。
「産後1ヶ月からセックスはできる」と、医者から言われたり、ネットに書いてあったりしますが
ホルモンの知識と、妻の現状を正しく把握すれば、産後1ヶ月では、まだセックスができないことは明らかです。
では
どのように、妻をセックスに誘えばいいのか?
どうやって、セックスまでたどり着けばいいのか?
産後初めてのセックスは、どうやってすればいいのか?
これから、すべてを詳しく説明していきますね。
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