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家事を「分担」ではなく「支え合い」と捉えることで、妻から夫への信頼度がグッと上がる
こんにちは。
保育園に子どもが預けられなくなって、数週間経ちますが、さすがにきつくなってきましたね。
子どもの相手でエネルギーをどんどん吸い取られるので、家事に回す力がなかなか残ってなくて、一日の終わりには夫婦揃ってぐったりしている毎日です。
ですが、そんな中でも思ったのは、「家事」「育児」を分担制で考えることの弊害です。
今日は家事育児を分担制ではなく、「支え合い」という考え方で行う重要性と、具体的な方法について書こうと思います。
家事育児が分担制の場合起こる弊害
よく聞く「家事育児の夫婦での分担」ですが、これは平常時ならうまくいってたケースもあると思います。
ですが、コロナ渦では子どもは保育園や学校に行けず、夫婦揃って在宅勤務となり、生活がガラッと変わりました。
今までうまくいっていたことが、一気にうまくいかなくなります。
なぜなら、分担していたタスクの垣根が壊れてしまうからです。
未就学児の一日はこんな感じです。
朝の流れ
朝食作り
ご飯を食べさせる
着替えさせる
食器片付け
歯を磨く
ゴミ捨て
子どもの遊び相手
洗濯
昼の流れ
昼食作り
ご飯を食べさせる
歯を磨く
食器片付け
子どもと遊ぶ
買い物
夜の流れ
夕飯作り
子どもを風呂に入れる
体を洗ってあげる
風呂から出たら体を拭いて保湿クリーム(プロペトなど)を塗る
着替えさせる
ご飯を食べさせる
歯を磨く
食器片付け
遊びの相手をする
寝かしつけ
テーブル下の食べこぼしなどを掃除
散らかったおもちゃを片付け
洗濯
まだまだ細かいタスクはあると思いますが、だいたいこんな感じですね。
この中で、今まで夫がやっていたタスクはそんなに多いないという夫婦が多いと思いますが。
朝早く家を出て、夜遅く帰ってくることが多かったはずですから。
ですが、今ではずっと家にいるわけで、今までできなかったことも時間的にはできるようになっているはずです。
ここで、今まで分担制でやっていたからといって、夫のタスクを増やさないと妻の負担がかなり増えてしまいます。
なぜなら、子どもたちは保育園や学校に今は行っておらず、家にいるため、妻のエネルギーが子どもたちに吸い込まれているからです。
コロナ前とコロナ後では、ざっと10倍以上の疲労の違いがあるはずです。
そのため、過去の分担制をコロナ渦の今も続けることは夫婦関係の破綻を招きます。
では、新しくそれぞれが分担するタスクを見直せばいいのかというと、それも違います。
分担制では「これ、やってないじゃん」という恨みが発生する
分担制の場合、どうしてもやりきれないタスクも発生します。
イレギュラーなことが起こって、やろうと思ったことができない。
子どもの体調が悪くて、一日何もできないということだってあります。
毎日の疲れが溜まって、ご飯を作る気になれないということだってあります。
子どもがリビングにお茶をこぼしたり、服を3回も取り替えたりってことだってあります。
そんな時に、お互いに分担したタスクができていないと、そして、できていない背景をそれぞれが理解していないと
(これ、やってないじゃん)
という、ネチネチとして恨みが発生します。
やろうと思ってもできないこともあるわけですが、その細かい理由については、言ってくれないとわからないし、それに育児をしていると忙しすぎて、そんな背景を細かく説明する気にもなれません。
なので、世の中の多くの女性は
「察してよ」
と思うわけです。
ですが、女性は男性よりも、左右の脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が太いため、さまざまな感情を敏感に感じ取り、「察する」ことが得意なのですが、男性は脳梁が細いため、察すことが苦手なのです。
男性に察することが求めても、期待外れに終わるだけです。
ですが、察することはできなくても、経験から判断することはできます。
自分が経験して、そのタスクのハードさをわかっていれば、妻の状況がどうなっているのかを把握することができます。
仕事でも、かつて自分がやった仕事なら、部下の進捗が遅れている場合、どうサポートすればいいのかわかるはずです。
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