人生のマンネリ化から脱出する4つの方法
結婚して、子どもが生まれて、仕事も慣れてきて、先のキャリアもなんとなく見えてきた。
そんな毎日を送っていると、なんだか毎日に張りがなく、日々がつまらないと感じることが増えてきますよね。
なんだか、生きる目標というか、そういったものを見い出すことが難しくなり、ひどい状態になると、「生きる意味」が分からなくなったりもします。
ぼくもそんな時がありました。
今回は、そんな人生のマンネリ化から脱出する方法について書こうと思います。
マンネリ化はホルモンバランスの変化が原因
毎日が張りがないなー、なんだか同じことの繰り返しで、毎日がつまらないなーと感じるのは、ホルモンバランスの変化が原因です。
男性は30代後半から、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が下がり、前頭葉(脳の一部)が萎縮し始めます。
前頭葉が萎縮することで、新しいことに挑戦しなくなったり、他人の意見に寛容になれなくて、自分の意見に固執したりします。
前頭葉の萎縮は誰にも起こることなのですが、そのスピードは人によってまちまちです。
なぜなら、前頭葉の萎縮の原因になるテストステロンの分泌低下のスピードが人によって違うからです。
そして、テストステロンの分泌量はコントロールすることが可能です。
テストステロンを増やす方法:転職をする
研究によると、テストステロン値がもっとも高かった人は、無職の人でした。
仕事がないがために、常に不安定な気持ちに晒されているからです。
次に多かったのは俳優でした。
俳優は映画やテレビ番組というプロジェクト単位で仕事が決まります。
毎月安定した仕事があるわけではなくて、一つの仕事が終わればそこでおしまいです。
来月、また同じような収入が得られる仕事があるとは限りません。
そのため、俳優も不安的な環境に置かれており、その不安定な状況が彼らのテストステロン値を上げているのです。
企業に雇われているサラリーマンの場合とは、かなり違いますよね。
でも、会社によっても、テストステロン値の数値が異なるとぼくは思っています。
ぼくは5つの職場で働いた経験があるのですが、業界によって働く人のアグレッシブさはまったく違いました。
創業から何十年も経っていない会社の場合は、元気な人が多く、テストステロン値が高い人に特有の不倫も横行していました。
一方で、創業から何十年も経っていて、業界的にも古い伝統的な会社の場合は、石橋を叩いて渡ろうとして、でも怖くて結局渡れない超安定志向な人間がたくさんいました。
毎日がマンネリ化しているのなら、アグレッシブな人間が多い会社に転職するのもありです。
IT系やWeb系などの、業界の歴史が浅い会社や、創業から何年も経っていない会社の場合は、不確定な出来事がたくさん起こりますので、自然とテストステロン値も上がっていきます。
そんな思い切って業界を変えなくても、今の会社と同じ業界への転職であっても、会社が違えばカルチャーが異なり、社員の性格もかなり違うものです。
なので、同じ業界内の転職でも、それなりに刺激になり、マンネリ化した人生からは抜け出せます。
テストステロンを増やす方法:個人で稼ぐ
働く環境を変えたいけど、もう転職はしたくないな。
という人の場合は、やりたいことをやって経済的に自立するのがおすすめです。
ぼくもそうですが、なんども転職してみると、働く楽しさや幸せというのを会社に求めてはダメだなということが、なんとなく分かってきます。
この会社に転職すれば、この業界に入れば、人生がより良くなりそうだ。
と、最初は思うのですが、何年も働いていると、結局、会社員というのは人に使われる立場でしかないんですよね。
もちろん、その立場を利用して個人としての力をつけている人もいますが、会社に頼らずに、個人としての力をつけて稼げるようになると、なにがいいかというと、すべてを自分で決めれるんですよね。
こういう仕事をしてみようとか、こういうものを売ってみようとか、売る商品や、売り方や、値段も、すべて自分で決めることができます。
これって、かなり自由度が高くて、会社員のようなしがらみを感じることって、ほとんどなくなります。
ぼくはそんなにたくさん稼いではいませんが、それでも自分が得意で好きなことでお金が稼げるというのは、とても刺激になりますし、自分の自信にもなります。
それに、資本力がある大企業と違って、個人のビジネスなんてこの先どうなるか、読めないところが大きいので、かなり不安定です。
この不安定さが、テストステロンの分泌を促します。
テストステロンを増やす方法:新しい趣味を作る
子どもができると、なかなか趣味を作ることは難しいですが、週に何回かだけでもいいので、家庭の妨げにならない範囲で、新しいことを始めるのはおすすめです。
ぼくの場合は、こんな感じです。
料理(トルティーヤから手作りするタコスにハマっています)
筋トレ(ジムに週に2〜3回行きます)
英語の勉強(フォニックスという発音の基礎からやってますが、意外に楽しいです)
タコス作りは、生地であるトルティーヤから作るんですが、生地をコネコネしているとタコスのことしか考えられなくなって、すごい頭がスッキリします。
タコス作りはこの本を参考にしています。
なぜ、タコス作りにハマったかというと、Netflixの「アグリー・デリシャス」や「ザ・シェフ・ショー」を見たことがきっかけでした。
男たちがめちゃくちゃ楽しそうに料理をしていて、「料理って楽しいんだ!」と思うようになったんです。
そのあとに、「タコスのすべて」というドキュメンタリーを見て、タコスにどハマりしました。
タコスって、メキシコ料理ですが、地方によって全然レシピが違うんですよね。
だけど、タコス作りが男の料理というのは、メキシコのどの地方でも同じなんです。
これらの番組は、単なる食のドキュメンタリーを超えていて、人生について深く考えさせられます。
Netflixって、本当にいいドキュメンタリーが多いですね。
英語の勉強をし始めたきっかけは二つあって、一つは自分が働く会社が日本以外との商売を広げ始めたことです。
2〜3年くらい前から、新入社員に何ヶ国語も話せる人間がいたり、海外出身の人間がいたり、そういったグローバル人材がどんどん増えてきました。
売り上げ比率も海外を増やそうとしたり、海外に新会社を作ったり、どんどんグローバル化が進んでいます。
そうなると、グローバルに働ける人間は重宝され、そうでない人間はお荷物扱いされる未来が見えたんです。
英語ができれば、海外でも国内でも海外に関わる仕事ができる。
そして、そういった仕事は国内市場向けの商売より、売り上げも利益も高い。
英語ができなければ、国内向けに日本人相手の商売しかできない。
仕事の幅がものすごい限定されてしまうんですね。
会社で働くことだけでなくて、英語ができれば海外の情報も入手しやすくなるので、個人でやっている仕事も幅が広がるなと思っています。
今は、小学生向けの発音の本で勉強していますが、知らないことを知るって刺激になるんですよね。
本質的な勉強方法で、基礎から学ぶことで、なぜ何年経っても、なかなか日本人が英語ができるようにならないのかも分かりました。
自分が学びたいことを学ぶって、こんなに刺激になるなんて、大人になるまで知りませんでしたね。
20代の頃は、グロービスというビジネススクールに行ってましたが、そこでの学びも大変刺激的でした。
ビジネススクールに興味がある方はおすすめです。
今ならスマホでも学べますしね。
テストステロンを増やす方法:筋トレ
これは誰でも簡単にできます。
ぼくも、コロナウィルス騒動があるまでは、ジムに三日に一回は行ってました。
筋トレをすることでも、テストステロンの分泌量を増やすことができます。
だいたい、週に2回くらい行けば、気持ちがスッキリして、気持ちの落ち込みやマンネリ化はやわらぎます。
ただ、人生のマンネリを打破する、根本的な方法ではないので、これまで書いたような環境の変化は必要だと思っています。
筋トレするだけで気持ちがスッキリするなんて、嘘だろと思ってましたが、そんなことあるんですよね。
落ち込むことが多い人は、騙されたと思って一度行ってみてください。
市営などの行政が運営しているジムなら、1時間100円など、格安で使えるので、まずはそういうところでもいいと思います。
どうしてもジムに行けないなら、自宅で筋トレをするのもありです。
あと、外でのランニングですね。
ランニングをする時には、自然が多いところを走ると、よりスッキリしますよ。
走るだけなら、誰でも簡単にできますからね。
運動や筋トレをして、頭をスッキリさせたら、人生のマンネリ化を解消できるような方法を考えればいいです。
きっと、前向きな気持ちで考えられるようになるはずです。
では、今日はこの辺で。
良い週末を!
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