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自分だけのオリジナル「妻のトリセツ」を作る方法とは?
「妻とどう接したらいいか分からない」
「なにをすれば機嫌が良くなるのか分からない」
そんなことはありませんか?
ぼくは子どもが生まれてからしょっちゅうありました。
自分たちの生活がどんどんすれ違っていって、でも「すれ違っていること」にすら気がつかなくて、気がついたらすごい遠いところにお互いがいるんですよね。
ここまで距離が空いてしまうと、昔だったらすぐに仲直りできたこともできなくなるし、喧嘩の原因も変わってくるし、いったいどうしたらいいのか分からなくなってしまうんですよね。
悩んでネットで「妻 怖い」とか「夫婦関係 改善」などググってみるんですが、だいたい女性向けの記事だったりであまり参考にならず、もしくは自分たち夫婦にはあてはまらない内容だったりするんですよね。
なぜ、あてはまらないかというと、男女の脳って平均的には性差があるんですが、それぞれの人の脳を調べてみると、男性っぽい部分とか女性っぽい部分っていうのがみんな混在しているんですよね。
だから、下の記事で書いたように、夫婦関係って「一般論」で解決が難しいんだと思います。
では、どうすればいいのか?
ぼくは、自分だけの「妻のトリセツ」を作るのがいいんじゃないのかなって思っています。
自分だけのオリジナルの「妻のトリセツ」
以前、夕飯のときに妻がすごいムッとした顔をしてたんですね。
ぼくはまったく理由が分からなくて、「なんで怒ってるの?」と何度か聞いたらやっと教えてくれたんですが、どうもぼくが早く家に帰ってきたのに、シャッターは閉めないわ、お風呂は沸かさないわ、夕飯の魚は焼かないわと、夕方の家事をぜんぜんやってなかったことに怒っていたんですね。
妻としては、仕事が終わって慌ただしく家に帰ってきたら5分後には保育園と学童のお迎えがあって、元気いっぱいな三兄弟が家で騒いだり喧嘩している中で夕方の家事をするのはしんどいので、早く家に帰ってきたならやっておいて欲しかったということだったんです。
妻は家事の流れとか動線っていうのを、いつも頭の中でシミュレーションしているんです。
まずはあれをやって、そしたらこれをやって、それで準備OKみたいに考えているんですが、「ぼく」という異物のようなシステムがそこに入ることで、シミュレーションがバグってしまうんですよね。
「ぼくという異物のシステム」がそのシミュレーションをいい感じに走らせる役割を担っているならいいのですが、単にシステムに不具合を起こすバグの原因になってしまうことが多いわけです。
「ぼくというシステム」が妻のシミュレーションをいい感じに走らせるためには、「ぼくというシステム」が「妻というシステム」をまず理解しないといけないですよね?
相手のシステムに対して自分がどういう挙動を起こせばいいのかを理解するわけですね。
「妻というシステム」に対して「ぼくというシステム」がどう動けばいいのかを理解すれば、家庭というソフトがやっと正常に動き出すわけですね。
ぼくは、それが自分だけの「妻のトリセツ」を作ることなのかなって思うんです。
自分だけの「妻のトリセツ」の作り方
どうやって自分だけの「妻のトリセツ」を作るかですが、妻と自分の挙動の差によって家庭というソフトがバグっていることに早く気づくことが大事なんだと思うんです。
だけど、いろいろ言いたいこともあるわけじゃないですか?
仕事で忙しかったんだとか、他にやることがいっぱいあるんだとか、料理は妻の役割じゃないのかとか。そもそも「これをやって欲しい」なんて言われてないとか。
ぼくも「だって聞いてないし...」と言って妻を怒らせたことが何度もあるし、ちょっと納得いかないなって思うこともあります。
でも、こういった感情って家庭というソフトを動かすためには障害になるなって思うことがあるんです。
確かに、妻から「先に家に帰ったらシャッターを閉めて、お風呂を沸かして、魚をグリルで焼いておいて」という話を聞いてないですが、言った言わないとか聞いてないって、単なる感情の問題だと思うんですね。
自分の気持ちがスッキリするかしないかだけの話かなって思うんです。
だって、早く家に早く帰ったら「シャッターを閉めて、お風呂を沸かして、魚をグリルで焼いておく」方が、保育園と学童へのお迎え以降の流れがスムーズになりますからね。
家庭というソフトを正常に動かすためには、感情はジャマになることがあると思うんです。
「自分」はどう思うか、「自分」はどうなるのかじゃなくて、「家庭」はどうなるのかという考えが大事なんじゃないのかなって。
「自分」という単位から「家庭」という単位で、自分の感情を整理できるようになったら、自分だけの「妻のトリセツ」は作りやすくなるんじゃないのかなって思うんです。
ぼくが「家庭」という単位で考えられるようになったのは、長男が4歳の時でめちゃめちゃ遅かったわけですが、誰でもいつからでも変わることはできると思います。
その時のエピソードはこちらです。
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実際に妻との関係を改善できた方のインタビュー記事はこちらです。読んでいただくとイメージが掴めるかと思います。
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