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545日間、毎日妻に「大好きだよ」と言い続けて起こった3つの変化

(この記事は最後の「今日の日記」以外は無料です。)

一年半前、三男が生まれました。

そこからおよそ545日間、ぼくは妻に毎日「大好きだよ」といい続けました。

その結果起こった3つの変化について書こうと思います。

妻との関係を修復したいと考えている方の参考になればと思います。

なぜ、「大好きだよ」と毎日伝えたのか?

正直なところ、申し訳ない話ですが、なぜこんなことを始めたのか、よく覚えていません(汗)

たぶん、自然に言い始めたのだと思います。

三男が生まれて、妻がとてもしんどい状況になって、妻を支えないと!と思い、3ヶ月の育休を取り、奮闘していたぼくは、妻の助けになりたくて、自然とそんなことを言うようになったのかもしれません。

以前からそう言うことを言ってはいたのですが、毎日言うようになったのは、おそらく、三男が生まれてからだと思います。

毎日寝る前に妻をハグして、「お疲れさま。大好きだよ。」と伝えるのが、いつまにか日課になっていて、言わないと気持ちがなんとなく悪くなるくらいでした。

起こった変化1:夫婦喧嘩になりにくくなった

そして、およそ545日間、続けた結果、起こった変化の1つがこれです。

夫婦喧嘩の頻度は本当に減りました。

以前なら、ここでちょっとプチバトルが勃発するな・・・というようなシーンでも、スッと自然に空気が流れて喧嘩の雰囲気が生まれなくなりました。

たぶんですが、毎日「大好きだよ」と伝えているので、自分のことを好きな人に悪いようなことはできない真理が働いているのかなと思います。

ぼくも、毎日妻に対して「大好きだよ」と言葉にして感情を表現することで、ますます好きになり、大切な存在となり、そんな大切な存在に対して邪険に扱うようなことが自然とできなくなっていったのかもしれません。

起こった変化2:2人で出かけるときに手をつなぐようになった

子どもが生まれる前は、2人で出かける時は必ず手をつないでいたのですが、子どもが生まれ、しかも上の子たちは双子だったのです、壮絶な育児を通して、ぼくらはいつの間にか手をつなぐ頻度がかなり減ってしまっていました。

手をつないでいても、子どもがあちこち歩いていれば、危ないよ!と子どもに駆け寄ることが多いですし、なかなか2人だけの空気を作ることはできませんでした。

そういう状況が続けば、なかなか元の関係に戻るのは難しいですよね。

でも、子どもがいるときでも、ちょっとした瞬間でも、ぼくらはいつの間にか手をつなぐようになっていました。

しかも、妻の方から腕を組んでくれたり、手を握ってくれたりするようになりました。

これはとっても嬉しかったですね・・・

お互いに好意を持っており、お互いにお互いをケアし合っているからこそ、スッと自然に、好意を行動に転化させるようになったのかもしれません。

起こった変化3:妻もぼくに「大好きだよ」と言ってくれるようになった

そして、毎日寝る前に妻とハグをして、妻に「大好きだよ」と伝える習慣を続けたところ、妻からも「大好きだよ」と伝えてくれるようになりました。

疲れていれば言ってはくれないですが、ぼくは妻からの言葉が欲しいからしているのではく、妻をケアしたいからこそ言っているので、妻からの言葉がないからと言って、がっかりはしていませんでした。

正しくは、そう思うことで、妻からの返答を期待しないようにしたのかもしれません。

ですが、いつの間にか、妻もハグをしてくれて「大好き。」と伝えてくれるようになりました。

期待していないとは言え、やっぱり嬉しいですよね。

そういう言葉を自分の好きな人からかけてもらえると言うのは。

ちょっと話はずれますが、妻のことに興味がなくなった男性というのは、妻のことを知ろうとする努力を放棄しているのではとも思います。

人はどんどん変わっていきますし、変わろうとします。

現状にはどうしても飽きてきますし、自分の周りの環境が変われば、自分も変わりたいと思うようになりますから。

そういった妻の「変わりたい」という気持ちにいち早く気づき、それをサポートしてあげることで、妻はどんどん魅力的になっていくんじゃないかなと思うんです。

お互いがお互いを思い合う関係

ぼくは、545日間、妻に「大好きだよ」と伝え続けることで、お互いへの思いやりを手に入れることができた気がしています。

社会学者の上野千鶴子さんは、著書の中で妻と夫で「家族の枠組み」(家族と認識している対象)が違うと書かれていました。

こちらの記事にも書きましたが、妻は自分と子供を家族と思っているが、夫のことは家族と思っていない。だが、夫は妻も子供も家族と思っている。という話があると。

男としては怖い話ですよね。

かと思えば、離婚した家の舅(元夫の父親)と同居し、家族のような絆を作った女性の例もあります。

つまり、家族の定義というのは、血が繋がっているかとか、籍が同じかとか、そういうことじゃないんですよね。

お互いがお互いを支え合う、ケアの絆で結ばれているかどうかであると、著書の中で上野千鶴子さんがおっしゃっています。

今回、545日間、毎日妻に「大好きだよ」と言い続けることで、ぼくら夫婦に起こった変化は、まさにこのケアの絆の誕生だったのかなと思っています。

このお話は、Instagramとstand.fm(ラジオ)でも投稿していますので、ぜひ合わせて聞いていただければと思います。

リンクを貼っておきますね。


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